ブンデスリーガ開幕節、ドルトムントvsボルシアMGが19日に行われ、3-0で快勝した。

昨季ブンデスリーガ2位のドルトムントと4位のボルシアMGによる好カード。

バイエルンと優勝を争うことが期待されるドルトムントは、先週行われたDFBポカールのデュイスブルク戦では期待の超新星ベリンガムが早速デビューゴールを挙げるなど、5-0の圧勝を飾った。そのドルトムントは、デュイスブルク戦と同様のスタメン、システムで臨んだ。

一方、4部相手のDFBポカール初戦を8-0と圧勝したボルシアMGは、ドルトムントに合わせて[3-5-2]を採用。シュティンドルとヴォルフの2トップで臨んだ。

2トップにハーランドサンチョを据え、ベリンガムとレイナをインサイドMFに据えたドルトムントが仕掛ける入りとなった中、15分にアクシデント。左サイドのT・アザールが右足太ももを痛め、パスラックとの交代を強いられた。

それでも22分に最初のチャンス。パスラックの浮き球パスに抜け出したハーランドがボックス左に侵入し、決定的なシュートに持ち込んだ。

それでも35分にゴールをこじ開ける。ボックス中央でルーズとなったボールをベリンガムが拾い、スルーパス。これを受けたボックス右のレイナがゴール左に蹴り込んだ。

レイナのブンデス初弾で先制したドルトムントは続く40分にサンチョが際どいヘディングシュートを浴びせて追加点に迫ったのに対し、ボルシアMGは42分に同点のチャンス。だが、右サイドライナーカットインから放ったミドルシュートはGKビュルキにセーブされ、ドルトムントの1点リードで前半を終えた。

迎えた後半、ドルトムントは52分にVARの末にPKを獲得する。ボックス内でレイナがベンセバイニに倒されたプレーがPKとなり、これをハーランドが決めて加点した。

2点を追う展開となったボルシアMGがテュラムとプレアを投入したのに対し、ドルトムントが78分に勝負を決定付ける。ロングカウンターからサンチョが持ち上がってスルーパスを送り、最後はハーランドが決めきった。

このままドルトムントが3-0で快勝。若手スター選手たちが躍動したドルトムントが好スタートを切っている。

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