石原さとみが主演を務める木曜劇場「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師処方箋」(毎週木曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)の最終話が、9月24日(木)に放送される。

【写真を見る】萬津総合病院薬剤部で働く小野塚(成田凌)とくるみ(西野七瀬)

本作は、連続ドラマ史上初となる病院薬剤師が主人公の医療ドラマ。病院薬剤師たちが“縁の下の力持ち(=アンサングヒーロー)”として患者のために奮闘する姿を描く。

原作は荒井ママレ(医療原案=富野浩充)による同名漫画、脚本は「グランメゾン東京」(2019年、TBS系)などを手掛けた黒岩勉が務める。

石原が演じるのは、キャリア8年目の薬剤師・葵みどり。また、薬剤部に新人としてやって来る相原くるみ西野七瀬、薬剤部副部長の瀬野章吾を田中圭が演じている。

みどりは新天地で活躍

最終話は、瀬野が副腎がんの治療のため治験薬の投与を始めてから2年後の様子が描かれる。

萬津総合病院薬剤部に瀬野とみどりの姿はなく、みどりは萬津産婦人科医院の薬剤師として働いていた。みどりが仲間や患者から頼りにされ活躍する中、小野塚(成田凌)がみどりを訪ねて来て、「萬津総合に戻りませんか?」と話を持ち掛ける。

一方、瀬野のその後はあらすじ上で明らかになっていないが、予告動画に入っている「守れそうなのか? 約束」という声が瀬野ではないかとSNSで話題に。瀬野らしき声の問い掛けに、みどりは「はい」と自信たっぷりに返答している。

最終話で、元気な瀬野の姿を見ることはできるのか。そして、瀬野とみどりが萬津総合病院に戻り、薬剤部が再び一つになる日はやって来るのか。

■ 注目の最終話では――

みどり(石原さとみ)が瀬野章吾(田中圭)の承認を得て抗がん剤治験薬の投与を始めてから2年が経過した。その頃、みどりは萬津産婦人科医院で働いていた。

そこに小野塚綾(成田凌)が訪ねて来る。喫茶店に行くと、小野塚は萬津総合病院薬剤部に簑島心春(穂志もえか)が研修に来ていることなどをみどりに話す。

さらに、瀬野が不在なので自分が救急薬剤師を任されていると話すと、みどりの顔が曇る。みどりは瀬野に行った治験薬の投与に責任を感じていたのだ。小野塚は萬津総合病院に戻って来るよう促すが、みどりは今の仕事が大事だと断る。

みどりが病院に戻ると、妊娠35週目の向坂千歳(土村芳)が家でおなかを打って倒れたと、母の世津子(朝加真由美)に連れられて来ていた。

幸い母子ともに大事はなかったが、てんかんの既住を持つ千歳が立ちくらみで転倒したと聞いたみどりは、抗てんかん薬をきちんと服用しているかと尋ねる。千歳と世津子は服用していたと答えた。

萬津産婦人科医院の常勤医師・道場健太郎(前原滉)は、てんかん合併の妊婦を小さな産婦人科で診ることに自信がない。みどりは、スタッフは道場を信じていると励ます。

その後、入院した千歳がこっそり抗てんかん薬を捨てたところを、同室の星名優(入山法子)が見てしまう。しかし、服薬を確認するみどりに、千歳は飲んでいるとうそをつく。(ザテレビジョン

「アンサング・シンデレラ」第11話より