マンチェスター・Uバルセロナに所属するフランス代表FWウスマン・デンベレの獲得に興味を示しているようだ。22日付けでスペイン紙『アス』が報じている。

 今夏、攻撃陣の補強を目指すマンチェスター・Uは、ドルトムントに所属するイングランド代表FWジェイドン・サンチョの獲得に動くも交渉は難航している模様。そして今回の報道によると、移籍市場の閉幕が差し迫る中、デンベレの獲得に興味を示しているようだ。

 2017年にドルトムントからバルセロナへ移籍したデンベレは、現在23歳。バルセロナのクラブ史上最高額の移籍金で加入した選手であり、現在同クラブは1億ユーロ(約122億円)の移籍金を設けているという。また昨シーズンはMFフィリペ・コウチーニョバイエルンへ期限付き移籍で放出したバルセロナだが、デンベレに関してはローンでの放出は検討していないとのこと。マンチェスター・Uとしては完全移籍での獲得が条件となるようだ。

 ここまでバルセロナで3シーズンを過ごし期待に応えられているとは言い難いデンベレだが、今夏新天地を求めることになるのだろうか。

バルセロナに所属するデンベレ(写真左) [写真]=Getty Images