サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。

今回はベンフィカオランダ代表DFヤン・ヴェルトンゲンがアヤックス時代に決めたゴールだ。


アヤックスの下部組織出身のヴェルトンゲンは、2006年にファーストチームデビュー。守備の要としてブレイクし、2012年にトッテナムに引き抜かれた。

守備力もさることながら、正確なロングフィードや高いヘディングを活かして攻撃面での貢献も大きかったヴェルトンゲンだが、2011年3月20日に行われた、エールディビジ第28節のADOデン・ハーグ戦では豪快なスーパーゴールを決めている。

0-1とデン・ハーグのリードで迎えた70分、ボックス左でアヤックスがFKのチャンスを得る。するとキッカーのMFクリスティアン・エリクセンは、相手の裏をかきゴール前の少し下がった位置でフリーになっていたヴェルトンゲンにグラウンダーのパスを送る。

後方から走り込んできたヴェルトンゲンがこれを強烈なダイレクトシュート。近距離から放たれた強烈なシュートは、GKにセーブの隙を与えずにゴールネットに突き刺さった。

これで同点に追いついたアヤックスだったが、その後打ち合いになり、2-3で敗れている。

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