今年5月に集英社週刊少年ジャンプ」24号にて完結を迎えた吾峠呼世晴による漫画『鬼滅の刃』が、10月2日発売の最新コミックス22巻で初版370万部(同日発売の同梱版含む)を発行。1~22巻のコミックス累計発行部数が1億部(電子版含む)を突破することが決まった。

【写真】『鬼滅の刃』特別読切の扉ページ&3号連続企画詳細

 「週刊少年ジャンプ」作品で、これまでコミックス累計発行部数が1億部を突破しているのは、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(秋本治)、『DRAGON BALL』(鳥山明)、『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズ(荒木飛呂彦)、『SLAM DUNK』(井上雄彦)、『ONE PIECE』(尾田栄一郎)、『NARUTO‐ナルト‐』(岸本斉史)、『BLEACH』(久保帯人)。本作もその名を連ねることになる。

 本作は、大正時代の日本を舞台に、家族を鬼に殺され、唯一生き残った妹・禰豆子(※)も鬼にされてしまった主人公の少年・竈門炭治郎が、禰豆子を人間に戻すため、人を食らう鬼との戦う姿を描く。

 10月16日からの『劇場版「鬼滅の刃無限列車編』の公開を記念し、「週刊少年ジャンプ」は、10月5日発売の44号から3号連続で『鬼滅の刃』企画盛りだくさんの内容となる。

 44号では、吾峠による『鬼滅の刃』新作読み切り19ページを掲載。煉獄杏寿郎の鬼殺隊での初めての任務について描かれる。この読み切りは、劇場版の入場者特典として配布される『鬼滅の刃 煉獄零巻』に収録される。

 続く45号(10月12日発売)、46号(10月17日発売)では、吾峠の監修のもと、平野稜二の手によって描かれる漫画「煉獄杏寿郎 外伝」が2号連続で掲載。そのほか、同誌限定の作品グッズ企画も用意される。

 なお、本作は12月4日発売の23巻が最終巻となる。

 漫画『鬼滅の刃』22巻は集英社より10月2日発売。

 ※禰豆子の「禰」は「ネ+爾」が正式表記
 ※煉獄杏寿郎の「煉」は「火+東」が正式表記

『鬼滅の刃』コミックス22巻書影 (C)吾峠呼世晴/集英社