【今週デビューの注目馬】
☆ルペルカーリア
 2020年9月27日(日)中京第5R芝2000m戦に出走予定のルペルカーリア。馬名の由来は「古代ローマの神々を崇拝する祭りの一つ。母名、兄名より連想」。牡、鹿毛、2018年4月28日生。友道康夫厩舎。父モーリス、母シーザリオ、母父スペシャルウィーク。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はキャロットファーム。愛馬会法人・キャロットクラブの募集馬で総額1億2000万円。半兄には13年菊花賞(GI)や14年ジャパンC(GI)を勝ったエピファネイア(父シンボリクリスエス)や、デビュー2戦目で朝日杯FS(GI)を勝ったリオンディーズ(父キングカメハメハ)、18年ホープフルS(GI)や19年皐月賞(GI)を勝ったサートゥルナーリア(父ロードカナロア)など、名馬がズラリ。
本馬は兄に負けず劣らずのオーラがあり、幼さが残るものの古馬顔負けの迫力のある好馬体の持ち主。跳びの大きな走りをしており、軽く走っているようでタイムが出ている。仕掛けられてからは、父モーリスに似た頸を上手く使ったフォームをしており、一瞬の切れよりも長く良い脚を使うタイプ。来年のクラシック戦線を賑わせてくれる存在となるだろう。なお、鞍上は福永祐一騎手。

ルージュラース
 2020年9月27日(日)中京第4R芝1400m戦に出走予定のルージュラース。馬名の由来は「冠名+優美な(仏)。美しくターフを舞う姿を想像して」。牝、鹿毛、2018年3月16日生。栗東・安田隆行厩舎。父ハービンジャー、母レッドジゼル、母父アグネスタキオン。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主は東京ホースレーシング。愛馬会法人・東京サラブレッドクラブの募集馬で総額1800万円。叔父には19年CBC賞(GIII)、20年北九州記念(GIII)を勝ったレッドアンシェル(父マンハッタンカフェ)がいる。本馬は小柄な馬体ではあるが、体幹がしっかりとしているため、ブレの少ない安定したフォームをしており、最終追い切りでは坂路を真っ直ぐに駆け上がっていた。気性も素直で操縦性が良さそうだ。なお、鞍上は北村友一騎手。

※出走予定競走には、馬の体調等により出走しない場合があります。


ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシー地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン~狙ったレースは逃さない!~」も担当している。