永瀬莉子、田鍋梨々花、秋田汐梨がトリプル主演を務めるドラマ「17.3 about a sex」(毎週木曜夜11:00、ABEMA SPECIALにて放送、配信中)の第4話が9月24日に放送された。
【写真を見る】咲良(永瀬莉子)と悠(水沢林太郎)は「性」を学びながら急接近していく
藤原紀香演じる母親・亜紀の“性の秘密”を知ってしまった娘・咲良(永瀬)が、ショックを受けながらも新しい知識を得てまたひとつ大人になっていく姿が描かれた(以下、ネタばれが含まれます)。
■ 高校生が「知らないからこそ、知りたい」話題が満載
ドラマ「17.3 about a sex」は、17歳の女子高生3人が、恋にセックスに揺れ動くリアルな心情を描く、ひと夏の青春恋愛物語。
「初体験」の平均年齢が17.3歳だと知って焦りを募らせる咲良(永瀬)、恋愛に興味がなく自分は「普通じゃない」と悩む紬(田鍋)、恋愛経験豊富でおマセな祐奈(秋田)の仲良し3人が、まだほとんだ何も分からない“セックス”について本音トークしながら新しい性知識を学んでいく。
この作品は放送開始から「なんかすごい話やってる」、「こういうドラマを待っていた」などといった声が視聴者から上がっている。
際どいエロさや、目を背けたくなるような激しい描写は無く、若者の恋やセックスについての問題を、逃げずにしっかりと描いているため、性教育の教材になり得るドラマであろう。
高校生をはじめとする若者たちの目線で見た“性のこと”とは、極めて真面目な題材であり、「知らないからこそ、知りたいこと」なのである。
■ バイブを発見したことで、母親も“女”であると知った
第4話のテーマは『ぶっちゃけ女子も1人でしてるの?』。
夜、母親・亜紀(藤原紀香)の部屋から聞こえる不審な音について咲良が紬と祐奈に相談すると、「それ、お母さんがバイブ使ってるんじゃない?」と意外な答えが出てくる。
ありえないと思う咲良だったが、母のタンスを開けると、奥からバイブが出てきた…。スイッチを入れると、あの夜と同じ音が部屋に鳴り響く。振り返るとそこに母がいて、咲良はバイブを持ったまま家を飛び出してしまう。というストーリーだった。
これから配信を見る方のために、咲良と亜紀がどのように仲直りできたかは伏せるが、咲良は女性のマスターベーションがけっして軽蔑するような変わったことではないと知る。男女という性を持つ人間の行動として正しいことであり、生物部の城山先生(ソニン)からもバイブの起源などを教えてもらい、新たに性の知識を得ることができた。
■ 第5話は“バイセクシャル”がテーマ
母親の“性の秘密”を知ってしまうという人生最大の気まずさを抱えた咲良を救ったのは、生物部所属の“生物王子”こと悠(水沢林太郎)だった。
バイブを学校に持ってきたことがバレた咲良がピンチに陥ったときも悠は「オレのだよ、単なるドッキリ」とクラスメイトの視線をかわしてくれた。博学の悠は「オナニーって旧約聖書に出てくるオナンって人の名前からきてるらしいよ」と言うなど、冷静で優しく咲良の悩みを取り除いてくれる存在なのだ。咲良は他の同級生には無いミステリアスな魅力を持つ悠が気になっていくのだが、「今までは男しか好きになったことがなかった」と告白される。
10月1日(木)夜11:00から放送される第5話では『人を好きになることに性別って関係ある?』というテーマが描かれる。咲良とバイセクシャルの悠の恋は発展するのか、そして性の問題に詳しくない若者からしたら驚きの連続であるようなテーマをどのような形で描くのかに注目だ。(ザテレビジョン)
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