トッテナムへとレンタル移籍で復帰したウェールズ代表FWガレス・ベイルが、古巣であるレアル・マドリーでの経験を振り返った。

ベイルは19日、古巣であるトッテナムへ1年間のレンタル移籍で加入。7年ぶりの古巣復帰を果たした。20日に行われたプレミアリーグ第2節のサウサンプトン戦ではメンバー入りできなかったが、27日のニューカッスル戦では再デビューが期待されている。

2013年9月にトッテナムからマドリーへ完全移籍で加入したベイルは、公式戦251試合に出場し105ゴール68アシストを記録。ラ・リーガで2度、チャンピオンズリーグで4度優勝を経験するも、近年はケガでの稼働率の低さに加え、趣味であるゴルフに興じることなどピッチ外でも問題を抱えていた。

イギリススカイ・スポーツ』でマドリーでの7年間について振り返ったベイルは「後悔はしていない」とマドリー移籍についてコメント。様々な問題があったものの、サッカーをしただけだと語り、人として成長したと振り返った。

「僕はただサッカーをしただけだ。僕にできることはそれだけだし、それ以外の全てのこと、外部から言われることは僕にはコントロールできない」

「僕が言ったように、自分がしてきたことは後悔していない。誰かが言ったことは全て、彼ら次第ということもだ。僕自身は自分の考えをわかっているし、僕の家族が僕が何であるかを正確に知っている。それが、僕がやきもきしたことだ」

「明らかに異なる文化、異なる国に行き、僕は人として成長しなければならなかった。サッカー選手ということは気にしていなかった」

「自分がいる状況にどう対処するかを学ぶだけだ。明らかに、僕は大きなプレッシャーがかかる状況にあった。スタジアムでピッチに立ち、口笛を吹く人たちと接していた」

「そういったことに対処する方法を学んだところだ。真剣に受け止めず、思いやりすぎないことだ。それで上手くいく」

プレーするのが好きで、自分のベストを尽くす必要があり、時にはそれができる全てのことだ。それがサッカーだよ」

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