どれだけゴールを重ねている名選手でも、初めてのゴールは印象深いはず。今回の企画『FIRST GOALS』では、選手たちが各クラブで初めて決めたゴールを紹介していく。

今回は日本代表MF橋本拳人がFCロストフで決めた最初のゴールだ。


FC東京ユース出身の橋本は、2012年にファーストチームに昇格。レンタル移籍を経て2015年から主力選手として定着した。

2020年夏に初の海外挑戦となる、ロシアプレミアリーグロストフに移籍した橋本だが、その記念すべき初ゴールは、移籍後初先発となった2020年8月23日ロシアプレミアリーグ第4節、UFA戦で決めたゴールだった。

0-0と均衡した状態が続く中で迎えた79分、ロストフに決定機。左サイドに張っていたMFバクティヤール・ザイヌトディノフが、中央に低めのクロスを上げる。これはゴール前に走り込んだMFパベル・ママエフに当たりファーサイドに流れるも、ここに橋本が飛び込みダイビングヘッド。至近距離からの強烈なヘディングが決まり、見事な初ゴールを決めた。

これがこの試合唯一の得点となり、ロストフが1-0で勝利している。

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