映画『死霊のはらわた』シリーズや『スパイダーマン』を手掛けたサム・ライミが製作を務めるホラー映画『ザ・グラッジ 死霊の棲む屋敷』が、10月30日より公開されることが決定。恐怖感満載の予告編が公開された。

【写真】ベッドで“死霊”に襲われる! 『ザ・グラッジ 死霊の棲む屋敷』場面写真

 サム・ライミがこれまで誰も体験したことがなかった新たな恐怖を仕掛けてくる本作は、“呪い”がテーマ。物語の冒頭で「人が怨念を抱いて死んだ時、呪いが生まれる。呪いはその場に染みつき、生き続ける。遭遇したら最後…決して逃れられない」と語られ、2004年、2006年、2004年、2005年と交錯する時間軸の中、次々と起こる怪異、迫りくる呪いが展開する。果たして、屋敷に棲む死霊の正体とは。

 主演は、映画『ナンシー』、『オブビリオン』などに出演した女優アンドレア・ライズボロー。そのほか、『エイリアン:コヴェナント』、『ヘイトフル・エイト』に出演し、『明日を継ぐために』ではアカデミー賞主演男優賞にノミネートされた実力派俳優デミアン・ビチルなどが出演する。監督・脚本は、『ピアッシング』のニコラス・ペッシェ。

 森林地帯で車に乗った状態の変死体が発見された。一報を受けて、マルドゥーン刑事(アンドレア)は、グッドマン刑事(デミアン)と共に現場にかけつける。道路が閉鎖されていたこともあり、死体は何ヵ月も放置され腐敗していた。

 遺された所持品から、死体の住所が“レイバーン通り44番地”だと明らかになる。そこは、2年前にグッドマン刑事が担当し、いまだに強烈な印象を残している「ランダース事件」の現場だった。過去の事件と死体との関連性を疑ったマルドゥーン刑事は、単身でランダース事件の舞台となった屋敷を訪れる。そこで彼女はただならぬ存在の気配を感じ…。

 予告編は、マルドゥーン刑事に「レイバーン通り44番地ですが問題が…」と告げる電話がかかってくる場面からスタート。続いて、「人が怨念を抱いて死んだとき、呪いが生まれる。もし、踏み入れば…二度と逃れられない。呪いの元凶」という言葉のもと、マルドゥーン刑事が事件の舞台となった屋敷を訪れた後、次々と怪異現象に見舞われる様子が緊迫感たっぷりに映し出されていく。最後は、シャワールームで髪を洗う青年の頭から、突如黒い手が生えるように伸びてくる衝撃のシーンで締めくくられている。

 映画『ザ・グラッジ 死霊の棲む屋敷』は10月30日より全国公開。

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