冨安健洋の所属するボローニャは28日、セリエA第2節でパルマとホームで対戦し、3-1で勝利した。冨安はフル出場。

ミランとの開幕戦を0-2で惜敗したボローニャは、その試合から先発メンバーを3人変更。ポーリ、スコフ・オルセンの加え、新加入のヒッキーが先発に名を連ねた。冨安はセンターバックで2試合連続の先発となった。

エミリア=ロマーニャ州に本拠地を置く両者の一戦は、ボローニャが開始早々にピンチを迎える。1分、ボックス左からカットインしたジェルビーニョがシュートを放ったが、これは冨安が体を投げ出してブロック。さらに3分には、カラモーループパスからゴール前に抜け出したブルグマンにヘディングシュートを打たれたが、これはGKスコルプスキの好セーブで難を逃れた。

ピンチを凌いだボローニャは16分、バロウの左CKをファーサイドに走り込んだソリアーノが頭で合わせると、ゴールライン際でGKセペのブロックに阻まれたかと思われたが、ゴールラインテクノロジーによってゴールが認められた。

先制したボローニャは、30分にも相手のパスカットを奪い返したソリアーノがボックス手前からミドルシュートを放つと、これがゴール右上に突き刺さった。

後半も先にスコアを動かしたのはボローニャ。55分、右サイドを持ち上がったソリアーノが、ボックス付近でダイアゴナルランを見せたバロウの空けたスペースへパス。これをボックス中央で受けたスコフ・オルセンがダイレクトシュートをゴール左下に流し込んだ。

リードを広げたボローニャだったが、67分にミスから失点する。GKスコルプスキのキックミスをカットしたブルグマンがパスで中央を通すと、これを受けたエルナニがシュートをゴール右隅に流し込んだ。

1点を返されたボローニャは76分、バロウのスルーパスに反応したパラシオがボックス付近で後ろからイアコポニに倒されると、イアコポニには一発レッドカードが提示された。

数的優位となったボローニャは、後半アディショナルタイムにもパラシオがゴールネットを揺らし、3-1で勝利。ボローニャがエミリアダービーとなったホーム開幕戦を白星で飾った。

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