台湾メディア・ETtodayは28日、尖閣諸島付近の海域で海上保安庁巡視船と台湾漁船が接触した事故について、台湾側が「日本は謝罪と損害賠償をすべき」と主張していると伝えた。
ETtodayの報道によると、台湾宜蘭県所属の漁船「新凌波236号」の船長である陳(チェン)さんは「尖閣諸島の西12カイリ(約22キロ)内に入っての作業は絶対にしておらず、はえ縄が潮流に乗って流れて近づいてしまった」と主張。また、「日本の巡視船アナウンスもせずに高速で近づいたため接触し、乗船検査も要求してきたが拒否したところ追跡してきた」とも述べたという。
記事は「台湾の巡視船が来たため、この台湾漁船は拿捕(だほ)されることを避けられた」と伝えた。その上で、宜蘭県の林姿妙(リン・ズーミャオ)県長や漁業組合の蔡源龍(ツァイ・ユエンロン)理事長などの漁業関係者は「日本側の横暴な態度は理不尽であり、謝罪して賠償すべきだ」と強く抗議していると説明。「謝罪・賠償がなければ日本側と争う姿勢を示している」とした。また、関係者は「漁具が流れてしまった場合に進入して回収できる範囲を定め、漁民の漁業権を保護すべきだ」とも述べているという。(翻訳・編集/山中)

台湾メディア・ETtodayは28日、尖閣諸島付近の海域で海上保安庁の巡視船と台湾漁船が接触した事故について、台湾側が「日本は謝罪と損害賠償をすべき」と主張していると伝えた。