戦前に売られていたという幻の接着剤「セメダインB」がTwitter経由でセメダイン社に寄贈され、同社公式アカウントも「実在したんだ!」「鳥肌が立っています…」と驚きのツイートを連投しています。

【寄贈された幻のセメダイン】

 「セメダインB」戦前に販売されていた接着剤。セメダイン社にも実物は存在せず、資料もほとんど残っていなかったといいます。

 ことの起こりは8月下旬、そんな「セメダインB」と同時期に販売されていた初期モデルの「セメダインC」を偶然にも発掘したTwitterユーザーが、同社に現物を寄贈したことで話題を呼びました。それから数日後、ニュースを目にした他の方が今度は「セメダインB」を寄贈。さらにセメダインのもとになったというイギリスの接着剤「メンダイン」まで同社の元に渡りました。

 同社公式アカウントはメンダインからつらなるセメダインの歴史をつづっています。メンダインはセメダインの創業当時(1923年)の日本市場を席巻していた接着剤。このメンダインを国産接着剤で「攻め」出そうという気概から、「セメダイン」という名前が決まったのだといいます。

 寄贈された「セメダインB」「C」の今後について同社に尋ねたところ「実はまだ決まっていません」とコメント。「貴重な資料ですので、社内で慎重に話し合いを進めています」と述べました。

 またTwitter経由で歴史的資料が同社に贈られたことについては、「お二方ともご厚意で寄贈してくださいまして、心から感謝しております」と感謝を述べると同時に、「Twitterのおかげで、こうして社員すら実態を知らなかった資料に触れることができたことに感動しております。また、その感動をTwitterの皆さんと共有できたことに喜びを感じております」とコメントしています。

 なお、記事が公開された本日9月29日は「く(9)っつく(29)」で「接着の日」なのだとか。同社のTwitterでは、接着剤にまつわるさまざまな豆知識がいつもより多めに投稿されているようです。

戦前のセメダインが同社に寄贈される