JAL日本航空)は9月30日航空機内を再現した仮想空間内で、客室乗務員が機内の安全確認をする訓練を、10月13日~30日まで実験的に行うと発表した。

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 専用施設での訓練と異なり、乗客の姿までVRで再現可能。座席の背もたれやテーブルを元に戻していない乗客なども再現でき、乗客に声掛けすると、テーブルを元に戻してもらえる――といったコミュニケーションもできるという。

 機内環境を忠実に再現した仮想空間内で、出発前の機内準備に必要な動作、手順などを、単独またはチームプレイで学ぶ。座席の上の手荷物収納棚や、ギャレー(機内食を準備するエリア)に設置された扉やカートを固定するラッチの確認など、安全確認業務の訓練を繰り返し行える。

 VR機器は持ち運びできるため、専用施設での訓練と異なり、いつでもどこでも効率的に訓練できるとしている。仮想空間の訓練全体の様子を、インストクターが録画やライブチェックでき、各訓練生に適切なアドバイスが可能だ。

 日本の航空会社では初めて、マルチプレイVRを活用し、最大4人の訓練生で同時に訓練できるようにした。