中国のポータルサイト・百度に28日、若い女性の中国人観光客が日本のJK(女子高生)制服風ファッションで日本を旅行したら、日本のガイドは気まずい表情になるとする記事が掲載された。

 中国では近ごろ、一部の若い女性の間で日本の女子高生が着ているセーラー服などの制服を模した「JK制服」ファッションが人気を集めているという。記事は、お気に入りのJK制服ファッションを着て日本を旅行したいと考えている人も少なくないだろうとした。

 その一方で「中国の女性が制服を着て日本旅行をしたら、日本のガイドはきっと気まずい顔をする」と指摘。その理由として、日本の女子中高生が日常的に着ている制服はあくまで「学校の制服」であり、日常の普段着として着たり、旅行で着たりするものではない点を挙げた。

 また、一般的に女子中高生の制服は現役時代にのみ着ることが許されるような風潮が日本にあるとも説明。それゆえに、平日の日中に制服のような服装で街を歩いていれば警察官から「学校はどうした」と質問される可能性さえあるのだと伝えている。

 さらに、最も重要な点として制服の着こなしの問題もあるとした。日本の女子中高生は靴や靴下も制服に合ったものを着用するが、この点において中国人は気にしない傾向にあり、日本では「違和感に満ちたJK風」として奇異の目で見られる可能性があると説明。どうしても着たいのであれば、日本人に正しい制服の着こなし方を教わってからにするべきだとした。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

中国人観光客が「JK制服」で日本の街を歩けば、ガイドが気まずい顔をする=中国メディア