米時間9月29日、俳優ケヴィン・ハートと元モデルのエニコさん夫妻に第2子となる女児が誕生した。翌日にエニコ夫人がInstagramを更新し、女児に“カオリ・マイ・ハート”ちゃんと名付けたことを発表すると、「美しい名前」「マイ・ハートなんて最高すぎる」「なんて素敵な響きなの!!」と多数の称賛コメントが寄せられた。

「幸福がちょっぴり、地球に舞い降りてきました…ベビーガール、この世界へようこそ…」
「心から愛しています…」
カオリ・マイ・ハート(Kaori Mai Hart)9.29.20」

セントラル・インテリジェンス』(2016年公開)や『ジュマンジ』シリーズで知られる米出身俳優兼コメディアン、ケヴィン・ハートの妻エニコさんがInstagramにそのように綴り、夫妻にとって第2子となる女児の誕生を報告したのは、米時間9月30日のことだった。8月末には、顔のパーツがはっきりとわかる赤ちゃんの超音波画像に「このプクプクほっぺにキスをするのが待ちきれない!」とコメントし、我が子の誕生を待ち侘びていたエニコ夫人。そしてこのたび夫妻のもとに、無事元気な女の子“カオリ・マイ・ハート(Kaori Mai Hart)ちゃん”が誕生した。

エニコ夫人のInstagramにはたくさんの祝福コメントが並んでいるが、とりわけ目立つのが

「とっても可愛らしい名前ね!」
「なんて素敵な響きなの!!」
「ユニークなサウンドがいいね」
「名前に込められた意味をぜひ教えて!」
「マイ・ハート(=私の心)なんて最高すぎる」

といった日本人の名前に関するコメントだ。夫妻がなぜファーストネーム、ミドルネームともに日本人の名前を選んだのか、また漢字表記はあるのかなどといった情報は現時点では明かされていないが、夫妻は2017年に誕生した男児にも“ケンゾー(KENZO)くん”という名前を授けていることから、日本あるいは日本人の名前に特別な感情を抱いていることは確かなようだ。

エキゾチックな美貌が魅力のエニコ夫人はメリーランド州ボルチモア出身のアメリカ人だが、ジャマイカ系と中国系の血を受け継いでいるとの情報もある。そのためアジア、とりわけ日本にルーツを持つ名前を…という願いが込められているのかもしれない。ケヴィンが前妻トレイ・ハートさんとの間にもうけた一男一女には“ヘヴンさん”、“ヘンドリックスくん”と日本とは縁のない名前が付けられていることから、“ケンゾーくん”“カオリマイちゃん”という名前はエニコ夫人の意見や要望が反映された形になっていると見てよさそうだ。

このたびエニコ夫人のInstagramに寄せられた日本人の名前へのポジティブな反響を見ていると、ハリウッドでもひょっとすると日本らしい古風な名付けのブームが到来するかも?という気もしてくる。近々、夫妻が“カオリマイちゃん”の写真や名前に込められた意味を公表してくれる日を楽しみに待ちたいものだ。

画像は『Kevin Hart 2020年8月18日付Instagram「Happy B Day @enikohart」、2020年9月24日付Instagram「Soon to be a family of 6….」』『EH 2020年9月30日付Instagram「thankful・grateful・blessed」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma

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