トッテナムが、ベンフィカのブラジル人FWカルロス・ヴィニシウス(25)の獲得に近づいているようだ。イギリスフットボールロンドン』が伝えている。

長らくイングランド代表FWハリー・ケインのバックアッパーの獲得を目指しているトッテナム。今夏にはナポリポーランド代表FWアルカディウシュ・ミリクやトリノのイタリア代表FWアンドレア・ベロッティの名前が候補に挙げられていたが、現在焦点を当てているのがベンフィカで活躍するストライカーだ。

カルロス・ヴィニシウスは母国のサントスやパルメイラスの下部組織出身で、2017年夏に現在はポルトガル3部リーグに在籍するレアル・スポルト・クルーベに移籍し渡欧。その1年後にナポリへジャンプアップしたが、リオ・アヴェとモナコレンタルしたあと、昨夏にベンフィカに完全移籍した。

190㎝を誇る長身FWで、昨季はプリメイラ・リーガで32試合18ゴール8アシストという見事な成績を残した。『フットボールロンドン』によると、同選手はトッテナムジョゼ・モウリーニョ監督が獲得を熱望した選手で、今夏の移籍市場の初期段階で獲得を試みたが、高額な移籍金にたじろいだようだ。

そして今回、トッテナムはベクトルを変えてレンタルでの獲得を打診。同メディアは「フェルナンド・ジョレンテ以降、14カ月ぶりに新ストライカーの獲得に近づいている」と伝えている。

サムネイル画像