熊本市は、柔軟な発想と優れた技術を持つスタートアップ※と地域の実情に詳しい市職員が協働して、地域や行政の抱える課題の解決策を開発し実装を図り、市民サービスの向上と新たなビジネスの創出の実現を目指すプロジェクト「Urban Innovation Kumamoto(アーバンイノベーション熊本)」を今年度から実施しています。これにともない、熊本市が目指す課題解決に共に取り組むスタートアップを募集します。
※スタートアップとは、ICTを活用した地域・行政課題の解決と新ビジネス・サービスの創出を目指す成長型企業家のこと。
 審査により選ばれたスタートアップと市職員は約4か月間に渡って共同開発を行い、市民によるテスト利用や市の業務内での試行導入・実証実験を経て、本格導入を検討します。スタートアップにとっては、自治体職員や市民と協働することで、実証実験をする環境が手に入るというメリットがあり、ここで創出した新ビジネスを自社のサービスに進化させることが可能です。
※本事業は、神戸市で過去2年間に30件の実証実験を行ってきた実績をもつ「Urban Innovation JAPAN(アーバンイノベーションジャパン)」の枠組みを活用して実施するもので、九州の自治体では、熊本市が初めて活用します。

1 募集期間  令和2年(2020年)10月2日(金)午前10時から10月23日(金)23時59分まで
2 応募方法  ホームページで必要事項を入力
https://urban-innovation-japan.com/entry/kumamoto-city/
3 募集テーマ
(1)震災の経験を次代へつなぐ スマホで検索!被災者支援制度の案内ツールの開発(所管課:復興総室)
 被災者支援制度の案内ツールの開発被災者の不安を減らすとともに、被災者がよりよい自宅再建方法を選択するため、被災者がスマホで該当する支援制度に辿り着ける案内ツールの開発。

(2)15億円の歳出削減を目指す! ~最終処分場 浸出水 河川放流大作戦~(所管課:環境施設課)
 今後30年間で浸出水を処理にかかる15億円の歳出を少しでも削減するため、最終処分場から出る浸出水を河川に放流できる程度まで塩分濃度を下げたい。
(3)誰一人置いていかない!地域コミセンのデジタル化で、地域活動を活性化したい!(中央区まちづくりセンター)
 多様な人達が交流する場や地域活動を活性化させるため、地域コミュニティセンターの運営業務をデジタル化により効率化したい。
(4)花火大会の来場者増に備え、より効果的な安全対策を実現したい!(所管課:イベント推進課)
 江津湖花火大会の来場者増に対応するため、来場者の行動パターンの分析、シミュレーションを通して、より安全に楽しんでもらうための警備体制や交通アクセスの改善に繋げたい。
4 公募説明会 (オンライン開催)
 公募概要や公開する課題について、オンラインで説明会を開催。
 日時:令和2年(2020年)10月14日(水曜日)16:00~17:30(予定)
 開催方法:インターネット上のライブ配信で実施予定(事前申込制)
 参加申込:申込みフォームで必要事項を入力
 https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_U_F3609ASM6pvEnexfR5zw

5 今後のスケジュール
 10月23日 応募締め切り
 10月下旬 選考(書類審査及び面談)
 11月下旬 採択チーム発表
 12月上旬~2月下旬 スタートアップと市職員との協働開発 試行導入・実証実験

配信元企業:熊本市

企業プレスリリース詳細へ

PR TIMESトップへ