2020年10月14日(水)~10月25日(日)シアター風姿花伝(東京)にて、アマヤドリ 雨天決行season.6 『ぬれぎぬ』/『ジョシ』/『ウィンドミルベイビーが上演される。

アマヤドリは、2001年に「ひょっとこ乱舞」として結成され、2012 年に「アマヤドリ」へと改称。広田淳一によるオリジナル戯曲を中心に、現代口語から散文詩まで扱う「変幻自在の劇言語」と、クラッピングや群舞など音楽・ダンス的な要素も節操なく取り入れた「自由自在の身体性」を両輪として活動。リズムとスピード、論理と情熱、悪意とアイロニーなどを縦横に駆使し「秩序立てられたカオス」としての舞台表現を追求している。「雨天決行 season.6」上演にあたり、主宰・広田淳一よりコメントが到着した。

広田淳一(アマヤドリ主宰)コメント

【これがホントの雨天決行】
どうも、アマヤドリ主宰の広田です。相変わらずの厳しい社会情勢の中、みなさま、いかがお過ごしでしょうか? アマヤドリも今年の五月に本公演が無くなって以来、呆然としたり、やさぐれたりしながらもようやく次回公演のお知らせを告げる段階まで持ち直して参りました。
ウィンドミルベイビー』は五年ぶり二回目の中村早香一人芝居、『ぬれぎぬ』『ジョシ』は何度もやっている自作ではありますが、ここらできっちりと決定版みたいなものを作っておこうかな、と。そんなわけで三本立て。秋にやります。観に来られる感じでしたらぜひ来てやってください!
僕らも上演できる感じになるよう、祈ったり願ったり稽古したりしながらお待ちしております!

■広田淳一プロフィール
1978年生まれ、東京都出身。2001年、東京大学在学中に「ひょっとこ乱舞」を旗揚げ。全作品で脚本・演出を担当し、しばしば出演。日常会話と詩的言語を駆使し、身体性を絡めた表現を展開する。 2009年、2010 年と連続して「アジア舞台芸術祭」に演出家として招聘 2011年、韓国演出家協会主催「アジア演出家展」に参加、モリエール「ドン・ジュアン」を発表、2004年日本演出者協会主催 若手演出家コンクール2004最優秀演出家賞受賞『無題のム』、2005年 佐藤佐吉賞 最優秀演出賞・優秀作品賞受賞(『旅がはてしない』) 2011年劇作家協会 新人戯曲賞/優秀賞 『ロクな死にかた』 ) 、2012年 劇作家協会新人戯曲賞/優秀賞 『うれしい悲鳴』、2014年には、平田オリザ氏の『転校生』を、21人の女子高生と共に穂の国とよはし芸術劇場 PLAT アートスペースで上演するという企画に演出家として参加。

 

アマヤドリ 雨天決行season.6 『ぬれぎぬ』/『ジョシ』/『ウィンドミル・ベイビー』