ドルトムントからイングランド代表MFジェイドン・サンチョ(20)を狙い続けるマンチェスター・ユナイテッドだが、やはり獲得は難しそうだ。

今夏のメインターゲットサンチョに定めるユナイテッドだが、ドルトムントが求める移籍金1億2000万ユーロ(約148億円)がネックに。ドルトムントが独自に設定した8月10日までの交渉期限を超過した際、スポーツディレクター(SD)を務めるミヒャエル・ツォルク氏は残留を明言した。

しかし、ユナイテッドは今夏のサンチョ獲りを諦めていないといわれている。5日の今夏移籍市場閉幕日が刻々と迫るなか、最近の報道によると、ボーナスなどを含めて総額1億ユーロ(約123億3000万円)におよぶオファーを打診したが、ドルトムントから拒否されてしまった模様だ。

そうしたなか、ツォルク氏がドイツ『Ruhr Nachrichten』で依然としてユナイテッドの強い関心が取り沙汰されるサンチョの去就に言及。改めて残留を主張した。

「この件に関して話せるすべてはもう言われているとおりだ。この先も変わることなんて何もない

今夏の移籍市場閉幕日が目前の今もサンチョの獲得に尽力し続けるものの、依然として難航を極めるユナイテッドプレミアリーグのライバル勢が着実に戦力の増強を図るなかで、オランダ代表MFドニー・ファン・デ・ベークのみの補強に懸念の声が強まっているが、さらなる新戦力の到着はあるのだろうか。

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