白熱しすぎて通報されてしまう

銃犯罪に過敏になっているアメリカでは、たとえスポーツの試合でも「シュート!シュート!」と言わないほうがいいかもしれない。ボールの方でなく、Shoot!(銃を撃て!)」という意味に取られるかもしれないからだ。

そんなギャグ漫画のような目にあってしまったのは、米フロリダ州タンパ在住のデボン・ガーネットさん。彼はアイスホッケーチーム「タンパベイ・ライトニング」の大ファンで、9月18日、友人2人を自宅に呼んで観戦していたという。

最初のピリオドで、テレビにライトニングがアタッキングゾーンに立ったところが映ると、友人が白熱してしまったせいか「シュート!」と叫んでしまった。

それを隣人が聞きつけ、何かを大いに勘違いし通報。数分後、それを知らずに盛り上がっているガーネットさんらの元に、地元ヒルズボロー郡の保安官がやってきた。

家の中に銃を持った男がいると考えている保安官は警戒心マックス。だが、「ホッケー選手を見て叫んでいただけです」とガーネットさんが話すと、保安官らはすぐに勘違いと理解し、大きく笑い飛ばしてくれたという。

保安官事務所は翌日朝の、「8時24分ごろ、申立人はカップルがお互いに叫んでいるのを聞きつけたと述べていました。」「4人の職員が急行したが、問題がないことがわかりました。」と報告書をだした。

その後、タンパ・ライトニングがこの事件を聞きつけると、なんとガーネットさんとそのご友人を試合に招待。人騒がせな出来事であったが、棚ぼた的なラッキーとなったのであった。

 

参照元:TampabayTwitter

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