みなさま、Howzit!


一日・一ハワイJOECOOLとALOHAnobの手仕事のnobがお届けします。


ハワイに来たら、なぜかいつもより早起きしちゃいませんか? それ、大正解です。


時間がもったいないから少しでも早起きして遊び尽くそうっていう、余裕がないお話しではありません。


早起きすると普段の生活では経験できないような、非日常の体験が待っているからです。 


 




早朝のビーチの雰囲気を体験しよう


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まだ暗いうちから専用のトラクターで整地され、前日についた足跡がきれいに消されたビーチに、最初に自分の足跡をつける快感。


水平線の上の空がだんだんと紫から青に変わっていき、それに合わせて海の色が重い銀からキラキラと輝きだして行きます。


ホテルからビーチに出るだけでも、普段はあまり体験できないような素晴らしい体験ができるのですが、それだけではもったいありません。

特別な早朝の体験をいくつかご紹介していきます。


 




マナを感じるワイキキのカヴェヘヴェへ


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ハレクラニシェラトンの間に、とても小さなビーチがあります。


その辺りの海はかつて王族も通った癒しの海で、カヴェヘヴェへと呼ばれるワイキキで1番のパワースポットです。


清い水が湧き出る地ということで、古代からマナの宿る聖地として、王族の別荘やカフナの住居がたくさんありました。


この小さなビーチから、ハレクラニやアウトリガー・リーフ・ワイキキの前に広がる海には癒しのマナが溢れていて、怪我人や病人がカフナの力を借りて入水して癒されたとされています。



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この一帯は海底から淡水が湧き出ているため、藻などに覆われることなく白い砂地だけとなっていて、まるで白い道が沖まで続いているように見えます。



湧き出た淡水は周囲より温度が低いので、このビーチの水に足をつけると少しひんやりと感じますが、とても清められた印象を受けられます。



散歩がてらに訪れて、朝一番の清い波にマナを感じてみるのは素敵な体験です。



カヴェヘヴェへの清々しい波打ち際|一日・ 一ハワイ - ハワイブログ -


 




ワイキキビーチのお隣のマジックアイランド


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アラモアナビーチパークの先にある、マジックアイランドは、朝ランやウォーキングにちょうどいい距離です。



普段はあまり運動をしない方でも、ハワイに来て勢いで走ってみてそのままランニングやウォーキングにハマってしまった人も多いと聞きます。



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さて、マジックアイランドへやってきて後ろを振り返ってみると、ワイキキのホテル群からダイヤモンドヘッドまでを一望できて、その背後に朝日がゆっくりと登ってきます。



だんだんと色がのってくるダイヤモンドヘッドや、窓ガラスの反射で輝き始めるホテルの建物などを、ベンチに座って眺めていると気持ちが高ぶってきます。



マジックアイランドから早朝のワイキキを望む|一日・ 一ハワイ - ハワイブログ -



 




ダイヤモンドヘッドのサンライズ


ダイヤモンドヘッド

ダイヤモンドヘッドのオープン時間は通年で朝6時。
このタイミングに合わせて、ちょっと急ぎめで頂上の展望台を目指します。



大人の足だと40〜45分ほどで、頂上到着は7時前くらいです。



ハワイサンライズ時間をネットで調べてみると、11月末から3月の初めまで、ちょうど7時前後になります。



この期間は、天気が良ければダイヤモンドヘッドの頂上から素晴らしいサンライズを鑑賞することができるんです。



出かける際は、上に羽織るものや懐中電灯を忘れないようにしてください。



ちなみに1月1日の年始は、登山道が延々と初日の出を拝もうとする人たちで大渋滞を起こして全然進まないそうなので要注意です。


 




マカプウのタイドプールを独り占め


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マカプウのタイドプールも、オアフ島屈指のマナが集まるパワースポットです。



外側の海がどんなに波が高くても、この岩場の潮溜りには波が入り込まずに凪いだままだということで、心の平穏が保たれ、身体の病をも癒すヒーリングプールだと言われています。



そんな癒しの場所へ朝日が登るのに合わせて訪れて、岩に座って静かに瞑想したり、タイドプールに浮かんでカラダやココロの毒を洗い流したりするのは非日常の極み。

とても貴重な体験になるのではないでしょうか。



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また、タイドプールを見下ろす高台のヘイアウもとても神聖な場所です。
ここには男性神と女性神がそれぞれ祀られており、豊漁と航海の安全を祈願していました。



それが転じて、現在はハワイの海事全般を祈りに人々が集まっているそうです。



朝のマカプウタイドプール|一日・ 一ハワイ - ハワイブログ - 



 




ラニカイの双子の島と朝焼けの空


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全米No.1に選ばれたこともある美しいラニカイビーチ。


ターコイズブルーとエメラルドグリーンが混ざり合う素晴らしい海と、沖に浮かぶモクルアアイランドは、ハワイ屈指の絶景の一つですね。



そのラニカイビーチに、早朝の暗いうちに着くように出かけ、少し肌寒いので大きめのビーチタオルに包まって、懐中電灯の灯りを頼りに真っ暗なビーチでその時を待ちましょう。



すると、水平線がだんだんと明るくなり、そのすぐ上の空が白んできます。



真っ暗だった空は、黒から紫、そしてピンクの混じったオレンジへと、とても複雑なグラデーションを見せてくれます。



太陽が姿を出す直前のこの幻想的な空の色とそれを写す海、その間にシルエットで浮かび上がるモクルアアイランドの織りなす絶景は、まさに非日常体験だと言えます。



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この素晴らしい景色が毎日の始まりとなっているなんて羨ましい限りです。



毎朝ゆったりとお散歩して、飼い主さんと遊んでいるなんて、とっても贅沢なワンコですね。



ラニカイ ビーチの朝焼け|一日・ 一ハワイ - ハワイブログ -


 




カネオヘのサンドバーと海の真ん中で見るサンライズ


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7月〜9月の期間限定で開催される、大人気でなかなか予約の取れないサンドバーツアがあります。



朝5時前くらいにホテルからツアーの送迎バスでカネオヘのボートハーバーに向かい、専用の大型ボートでサンドバーへ向かいます。


サンドバーとは、カネオヘ湾の真ん中に干潮時に現れる砂州のことで、かつて欧米スタイルを定着させようとハワイの文化が否定されフラが禁止されてしまった時代に、密かにこの砂州で踊り受け継いできたという伝説の地です。



また、この砂州に沿って大地の霊脈が流れるパワースポットだとも言われています。



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このサンライズツアーを主催するキャプテンブルース天国の海ツアーは、サンドバーのツアーを最初に認められた会社で、他社では乗り入れられない潮の引きが大きいエリアへのアクセスが許されています。



旅の日程と引潮のタイミングが上手く合えば、写真のように砂州の上に薄い海水の幕が貼って朝日を浴びてキラキラ光るような素敵なシーンに出会うことができます。



ツアーの予約を入れる前に、オアフ島の潮の干満の時間をネットで調べてから、旅程の中で一番潮が引く日に予約を入れるのが良いでしょう。



キャプテンブルース 天国の海サンライズツアー 前編|一日・ 一ハワイ - ハワイブログ -
キャプテンブルース 天国の海サンライズツアー 後編|一日・ 一ハワイ - ハワイブログ -
シュノーケルでホヌに会う動画|一日・ 一ハワイ - ハワイブログ -

 



早起きをすると、その時にしか出会えないハワイの別の顔を見ることができます。


今回ご紹介した体験以外にも、まだまだ知らない素敵な朝がオアフに限らず全ての島々にあるはずです。


それらを探しに、今すぐにでもまたハワイに帰りたいと思ってしまいますね。

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