買取オプションのないシンプルな契約 給与の半額はチェルシーが負担へ

 イタリアセリエAの強豪ナポリは、イングランドプレミアリーグチェルシーからフランス代表招集歴のあるMFティエムエ・バカヨコを獲得したと発表した。

 バカヨコは1年間の期限付き移籍でナポリに到着。イタリアサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」は、買取オプションの付帯していないシンプルな契約であると報じている。

 一方で、その条件の中では1年間の給与のうち半額をチェルシーが負担する条件が合意しているとされ、チェルシーによる放出の意図が強かったという見方ができそうだ。

 バカヨコについては、期限付き移籍が終了する時点であらためて完全移籍について協議されるというが、ナポリにとってはACミランプレー経験を持ち、セリエAを知る中盤の心強い補強ということになりそうだ。(Football ZONE web編集部)

昨シーズンまでローンでモナコに在籍していたMFバカヨコがナポリへ移籍【写真:Getty Images】