“ルールが人生を映し出す”。“今最も見たい女性”に密着し、 自身が課す“7つのルール=こだわり”を手がかりに、その女性の強さ、弱さ、美しさ、その人生観を映し出す『セブンルール』。今回の主人公はお笑いコンビ、ラランドサーヤ

【写真】広告代理店の会社員として働きながら、芸人を続けるサーヤ

 『M-1グランプリ2019』で準決勝に進出し、一躍脚光を浴びる存在になったお笑いコンビ、ラランド。ボケのサーヤとツッコミのニシダのコンビで、今年は多くのテレビ番組に出演している。一見普通の若手男女コンビだが、実はサーヤは、芸人でありながら広告代理店で会社員としても働いている。さらに、ラランドは、どこの芸能事務所にも所属していないフリーランスの芸人。アルコ&ピースの平子祐希や、さらば青春の光の森田哲矢と東ブクロも、フリーで活躍できるすごさや、芸人としての力量の高さを認める。

 東京・八王子生まれ。実家は決して裕福ではなかったという。「親も全然贅沢をしないで私に全部注ぎ込んでくれた。中・高・大と私立に通うって相当大変だったと思う」。

 そんな彼女が、小学生の頃から大好きだったもの、それが“お笑い”だった。いつしか、将来は“お笑い芸人”になりたいと思うようになったが、「親に対する恩義があって、そのまま私が養成所に行くっていうのをとても言えなかった。というより言いたくなかった」。

 大学進学後、お笑いサークルで出会ったニシダとラランドを結成すると、数多くの学生漫才で優勝。芸能事務所からもオファーが殺到したが、彼女が選んだのは、就職して働きながら芸人を続けるという道だった。

 2つの道を両立させるという物珍しさから、心ない言葉を浴びせられることもあるという。それでも彼女がぶれずに突き進む理由とは?また、フリーの芸人として活動するが故に感じることができる喜びもあるという。

 「事務所に所属してないっていうのが、箔(はく)がついてないみたいな感じに捉えている方がまだまだいるんで、“こういう生き方もありでしょ”みたいなのを見せたい」と、サーヤは語る。芸人と会社員、2つの顔を持ちながらフリーランスとして活動するお笑いコンビ・ラランド サーヤのルールに迫る。

 これまでの「芸人像」に捉われないサーヤの生き方に、スタジオメンバー一同感心した様子を見せる。そんなサーヤ、「衣装」に関するあるルールは、YOUから大きな影響を受けているというが、その理由とは?

 『セブンルール』はカンテレフジテレビ系にて毎週火曜23時放送。

『セブンルール』に出演するラランドのサーヤ (C)カンテレ