ジョン・レノンの生誕80周年を記念して、ジョンの誕生日である10月9日(金)に公開される、ジョン&オノ・ヨーコが1972年に制作したアルバム『イマジン』のイメージ映像集「劇場上映版『IMAGINE(イマジン)』」の、日本上映版のみに新たに追加された未発表映像「ジョンとヨーコのティッテンハースト・パーク家ツアー」の内容が明らかになった。

【写真を見る】ジョン・レノン&オノ・ヨーコのイメージ映像集「劇場上映版『IMAGINE(イマジン)』」の日本上映版のみに未発表映像が追加されている

“ティッテンハースト・パーク”とは、ジョン&ヨーコが暮らしていたロンドン郊外の家のことで、アルバムのミュージックビデオの撮影や、ビートルズの最後の写真撮影が行われた場所となり、彼らの当時の映像では、たびたび登場している、ファンには有名な場所である。

映像は、カメラが移動しながら家のなかを見せていくというもので、ジョンが「イマジン」を作曲したピアノ、寝室から、映画にも登場するバスルーム、衣裳部屋、おそらく日本から持ち帰ったであろう置物、吹き抜けのおどり場、ジュリアン・レノンの部屋、そしてテラスへと移っていく。当時のジョン&ヨーコの生活の一部をかい間見ることができ、ファンにはトリビア的なものや場所を発見することができる。

また、ジョンとジョージ・ハリスン、ニッキ―・ホプキンス、フィル・スペクターらとの劇場初公開となるセッションや、1969年バハマのホテルでの「オー・ヨーコ!」初期バージョンとあわせて、約15分の特別映像となっている。

映像は、オリジナル作品の16mmネガ・フィルムから手作業で、フレームごとにクリーニングし、復元した。そして、サウンドは、ビートルズのカタログ作品のリマスタリングを行ったポール・ヒックスが、7.1/5.1サラウンド、ドルビーアトモスにリミックスした。ドルビーアトモスサウンドを体感できるのは、劇場でのみとなる。(ザテレビジョン

生誕80周年を記念して公開されるジョン・レノン&オノ・ヨーコのイメージ映像集「劇場上映版『IMAGINE(イマジン)』」