Go To キャンペーンに特化した情報サイト「Go To キャンペーン.jp」( https://go-to-campaign.jp/ )では、全国965名を対象に「Go To トラベルキャンペーンに関するアンケート調査」を実施。調査データを公開しました。


■調査概要
調査エリア︰全国
調査主体︰Go To キャンペーン.jp
調査方法︰インターネットリサーチ
調査対象︰20代~70代の男女(計965名)
調査機関︰2020年9月23日(水)~2020年9月30日(水)

新型コロナウイルスの感染拡大により、落ち込んだ消費や需要を活性化させるために行われている「Go To キャンペーン」。
その中でも総予算1.1兆円を投じている目玉キャンペーンが「Go To トラベルキャンペーン」です。

旅行代金の50%相当分が還元されるということで、観光業界の活性化として期待される一方、まだまだ余談を許さないコロナウイルス感染状況もあり、キャンペーンに対して懐疑的な意見が多いのも事実です。

今回、実際にキャンペーンを利用しているかどうかなど、Go To トラベルキャンペーンに関する市場調査を行いました。

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Go To トラベルキャンペーンの認知・利用について(回答数:965)
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■Go To トラベルキャンペーンを知っていますか?
  • 熟知している(156名、16%)
  • 知ってはいるが、細かい条件は分らない(711名、74%)
  • 聞いたことはあるが、ほとんど分かっていない(98名、10%)

Go To トラベルキャンペーンの認知度は高いものの、その内容まで理解していない人が84%と大部分を占めました。

認知度が高い理由は、コロナ禍にもかかわらず、
・Go To トラベルキャンペーンを見切り発車させたこと
・制度の複雑さ
東京都除外
などもあり、テレビメディアのニュースで数多く報道されたことが原因と思われます。

一方、内容の理解度は、
・35%割引になる部分と15%の地域共通クーポンが発行されるという複雑な仕組みになってしまったこと
・キャンペーン開始時期
東京都除外
など複雑にする要因が重なり、全体的な理解度が低くなってしまったものと考えられます。

■Go To トラベルキャンペーンの利用予定はありますか?
  • 既に利用している(170名、18%)
  • 利用予定がある、予約済である(78名、8%)
  • 計画、検討中である(92名、10%)
  • 利用したいができずにいる(192名、20%)
  • 利用予定がない(433名、44%)

すでにGo To トラベルキャンペーンを利用した人が全体の18%いる一方、利用予定がない人は44%になりました。

Go To トラベルキャンペーンを利用した、もしくは予約済み、検討中であるという前向きな回答が、全体の36%を占めており、このGo To トラベルキャンペーンが旅行の動機付けになっていることがうかがえます。


以下は、Go To トラベルキャンペーンを利用した、もしくはこれから利用予定の方と、利用予定のない方、それぞれに分けて結果を集計しております。
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【Go To トラベルキャンペーンを既に利用した・これから利用予定・検討中と回答した方】アンケート集計(回答数:340
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■性別は何ですか?
  • 男性(138名、41%)
  • 女性(202名、59%)

■年齢はおいくつですか?
  • 10代(2名、1%)
  • 20代(68名、20%)
  • 30代(122名、36%)
  • 40代(105名、31%)
  • 50代(33名、10%)
  • 60代以上(10名、2%)

Go To トラベルキャンペーンを利用した年代別では、人口比率に比べ、60代以上の利用者が2%とかなり低い数字になっています。
これは感染予防、さらには比較的重症化リスクの高い高齢者が旅行を回避したことが原因と考えられます。

■居住地はどこですか?
  • 北海道(15名、4%)
  • 東北(16名、5%)
  • 関東(115名、34%)
  • 北陸・甲信越(25名、7%)
  • 東海(42名、12%)
  • 関西(65名、19%)
  • 中国(20名、6%)
  • 四国(4名、1%)
  • 九州・沖縄(38名、11%)

■キャンペーンでどこへ行きましたか?(複数回答可)
  • 北海道(26名)
  • 東北(34名)
  • 関東(71名)
  • 北陸・甲信越(42名)
  • 東海(40名)
  • 関西(57名)
  • 中国(28名)
  • 四国(16名)
  • 九州・沖縄(64名)

■1回利用あたりの予算はいくらですか?
  • 1万円以内(22名、7%)
  • 1~3万円(101名、33%)
  • 3~6万円(113名、37%)
  • 6~10万円(57名、18%)
  • 10万円以上(16名、5%)

■利用目的は何ですか?(複数回答可)
  • 家族旅行(160名)
  • 恋人、パートナーとの旅行(69名)
  • 一人旅(44名)
  • 友人との旅行(38名)
  • 帰省(17名)
  • 出張(17名)
  • テレワーク(5名)
  • ワーケーション(2名)
  • 社員旅行(1名)

■どのように申し込みましたか?
  • 旅行サイトから予約(230名、75%)
  • 宿泊施設に直接予約(64名、21%)
  • 旅行代理店から予約(14名、4%)

旅行の申込みは、旅行サイトから予約が全体の75%と大部分を占めました。
外出自粛や3密回避なども影響し、旅行代理店への訪問を控えたことも影響していると思われます。

■旅行先でどのようなコロナ感染対策をおこないましたか?(複数回答可)
  • マスクの着用(297名)
  • 手洗い、うがい(281名)
  • 人気の観光地など、人混みを避ける(167名)
  • 公共交通機関を避ける(111名)

マスクの着用、手洗いの徹底など、コロナ禍での新しい旅行スタイルが浸透していることがうかがえます。
また、公共交通機関を避ける動きもあり、自家用車などの利用が増えたことも予想されます。


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【Go To トラベルキャンペーンを利用しない・利用できないと回答した方】(回答数:625)
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■性別は何ですか?
  • 男性(253名、40%)
  • 女性(372名、60%)

■年齢はおいくつですか?
  • 10代(6名、1%)
  • 20代(86名、14%)
  • 30代(189名、30%)
  • 40代(214名、34%)
  • 50代(96名、15%)
  • 60代以上(34名、5%)

■居住地はどこですか?
  • 北海道(37名、6%)
  • 東北(32名、5%)
  • 関東(229名、37%)
  • 北陸・甲信越(46名、7%)
  • 東海(70名、11%)
  • 関西(100名、16%)
  • 中国(33名、5%)
  • 四国(17名、3%)
  • 九州・沖縄(61名、10%)

■キャンペーンを利用しない理由は何ですか?
  • コロナウイルス感染への懸念(415名、69%)
  • 時間がない(77名、13%)
  • 旅費がない(65名、11%)
  • 行きたい場所・宿泊施設がない(37名、6%)
  • 宿泊料金が上がっている(6名、1%)

コロナウイルス感染への懸念を理由にGo To トラベルキャンペーンを利用しないという方が全体の69%となっており、未だにコロナウイルス感染リスクを回避する動きが多くあるようです。

■どうなればキャンペーンを利用したいですか?
  • コロナウイルス感染状況が落ち着いたら(434名、72%)
  • キャンペーンの仕組みがもっと分かりやすければ(59名、10%)
  • もっと割引率が上がれば(41名、7%)
  • 利用したくない(68名、11%)

Go To トラベルキャンペーンを無条件で利用したくないという人は11%に留まる一方、コロナウイルス感染状況が落ち着いたら利用したいという条件付きでの利用希望が72%となりました。

「感染状況が落ち着いたら」という設問のため、それがいつの時期からかと言う明確な基準や日付は確認できないものの、状況によってはGo To トラベルキャンペーンを利用してみたいという潜在的な需要があることが確認できます。

■キャンペーン利用者に対して、どのような印象をお持ちですか?
  • 特に気にならない(235名、39%)
  • 自分の住むエリアへの観光者増は不安(197名、33%)
  • 自粛してほしい(141名、23%)
  • 身勝手な行動に感じる(30名、5%)

■キャンペーン利用者にお願いしたいコロナ対策はなんですか?(複数回答可)
  • マスクの着用(536名)
  • 手洗い、うがい(497名)
  • 人気の観光地など、人混みを避ける(397名)
  • 公共交通機関を避ける(263名)

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Go To トラベルキャンペーンの実施状況について(回答数:965)
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■キャンペーン自体について、どのようにお考えですか?
  • 積極的に利用促進すべき(38名、4%)
  • 観光業救済のため、やむを得ない(327名、34%)
  • 現状が適切である(77名、8%)
  • 対象外エリアを設けるべき(170名、18%)
  • 利用回数を制限すべき(116名、12%)
  • 実施すべきではない(237名、24%)

Go To トラベルキャンペーンを実施すべきではないという意見が24%いる一方で、キャンペーンの改善点はあるものの、観光業救済のために何からの形でキャンペーンを実施すべきという意見が76%となりました。

全体として、Go To トラベルキャンペーンを実施すべき意見が実施すべきではないという意見を上回っています。
調査日が9月のシルバーウィーク後、9月23日(水)以降からであったことも要因の1つと考えられます。

■終了時期について、どのようにお考えですか?
  • 延長すべき(359名、37%)
  • 適切である(297名、31%)
  • もっと早く終了すべき(309名、32%)

終了時期については、「延長すべき」との回答が37%と1位となりました。

Go To トラベルキャンペーンの賛否などが討論されている一方で、できる限り長い期間、Go To トラベルキャンペーンを継続してほしいという意見が多くなっています。

すでにGo To トラベルキャンペーンがスタートしてしまったということは事実であり、現実である中、どうせなら、しっかりとGo To トラベルキャンペーンを利用・活用して、地域経済の活性化ができればという思いが表れたのではないかと思われます。


■Go To トラベルキャンペーン VS 新型コロナウイルス
「Go To トラベルキャンペーンと新型コロナウイルスの関係」についての意識が高い集計結果になりました。
その結果の行動として、最大限コロナ対策をしてキャンペーン利用する方と、利用せずに自粛する方が大きく分かれ、現状では利用しない方が多いという状況のようです。

しかしながら、利用しない方でも、コロナの状況次第では利用を検討したいという回答も多く、また観光業救済という経済的観点からも、キャンペーンの実施に許容できるというご意見も多くありました。


■Go To トラベルキャンペーンに関する調査結果
https://go-to-campaign.jp/questionnaire/


当統計調査情報につきましては、当サイト「Go To キャンペーン.jp」のコピーライト表示、及びリンク( https://go-to-campaign.jp/ )をいただければ、転載・掲載、及び紹介はご自由に行っていただいて結構です。


【 サイト概要 】
「Go To キャンペーンを学んで、利用して、得をする」をテーマに、Go To キャンペーンに専門特化した情報メディアサイトです。Go To キャンペーンを構成する4つのキャンペーン、「Go To トラベル」「Go To イート」「Go To イベント」「Go To 商店街」、それぞれを深掘り。

Go To トラベルキャンペーン特集ページでは、基本的な情報から還付金申請の方法、キャンペーン対象の旅館・ホテル、宿泊施設を17,000件以上の中から地域別・観光地別に選ぶことができる「Go To トラベル宿泊施設検索」など、様々な情報をご紹介しています。
■サイト名 Go To キャンペーン.jp
■ホームページ https://go-to-campaign.jp/


【 ECデータバンク株式会社 概要 】
ECショップを多店舗運営する「まくら株式会社」で培われてきたインターネット業界でのノウハウを活かし、EC支援・メディア開発支援を行うため、2019年3月に新会社として設立。単にツールやシステムの提供をするだけではなく、コンサルティング業務を通し、事業内容や規模、状況に応じてカスタマイズしたサービスをご提案しています。
■会社名 ECデータバンク株式会社
■代表者 島野 和幸
資本金 300万円
■設立 2019年3月1日
■所在地 〒277-0005 千葉県柏市柏4-8-14 柏染谷ビル4F
■TEL 04-7167-3015 (代表)
■FAX 04-7167-3017
■URL https://www.ecdb.jp/
■ショップ運営自動化システム EC-UP https://ec-up.jp/
■Email info@ecdb.jp
■事業内容
1.ネットショップ運営の自動化・効率化サービスの提供 、賑わい演出・ひとけシステムの提供
2.ネットショップ運営に伴うシステム開発の受託
3.ネットショップのコンサルティング業務
4.メディアサイトの企画・制作

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