いよいよ10月12日(月)よりテレビ東京ほかで放送開始となるTVアニメ「おそ松さん」第3期。ここでは本作をより楽しむために知っておきたい、6つのことを公開! これまでのシリーズを復習して、第3期を楽しもう!

第1期「おそ松さん」メインビジュアル

■ その1 赤塚不二夫生誕80周年記念作品

そもそも『おそ松さん』(第1期)は2015年、“赤塚不二夫生誕80周年記念作品”として放送されたTVアニメ。赤塚不二夫の名作ギャグ漫画『おそ松くん』に登場する松野家の6つ子(おそ松カラ松チョロ松、一松、十四松トド松)が成長した姿を描いた『おそ松さん』は、手放しで笑えるドタバタ展開、シュールなギャグのオンパレード、深読みしたくなる世界観といった“赤塚イズム”を引き継ぎつつ、現代的なキャラ設定や自由奔放なストーリーが話題となり、放送開始直後から大きな反響を呼びました。

■ その2 社会現象となった大ヒット作、再び!

ニートの6つ子をはじめ、『おそ松くん』でもお馴染みのキャラたちが繰り広げるドタバタ劇は、毎回予想のはるか斜め上をいく展開で視聴者を楽しませてきました。幅広い世代に支持された『おそ松さん』は2016年の流行語大賞にもノミネートされ、まさかの大ヒットを記録。TVシリーズ(第1期&第2期)のBlu-ray・DVD売上は累計63万枚を超え、劇場版『えいがのおそ松さん』も動員50万人を突破する快挙を達成。続編となる第3期もまた、彼らの伝説が塗り替えられるのでしょうか!?

■ その3 6つ子それぞれに強烈な“個性”が宿る!

原作の『おそ松くん』では、6人がまったく同じ顔・体格・髪型・服装であり、「全員同じ」ことを逆手にとってイタズラをするエピソードも多く描かれました。そんな彼らが大人になった『おそ松さん』は、全員“ニート&童貞”ではあるものの、着こなしや表情にそれぞれの特徴が表れているので、イメージカラーも相まって個々を認識しやすくなっています。だから原作では見られなかった兄弟間の個性のぶつかり合いが『おそ松さん』の魅力! ヤバい方向に振りきれた6人が物語をかき乱します。

■ その4 笑いだけじゃない、ストーリーの妙

シリーズを通して『おそ松さん』の構成・脚本を手がけるのは、松原秀さん。バラエティやお笑い番組を手がける“笑いのプロ”によるシナリオは、キャラクター個々の魅力を最大限に引き出します。「松原さんがまた、とんでもない脚本を書きやがった!」とクレームが上がるほど(!?)、キャストからの信頼も厚いそう。シュール&ブラックなギャグはもちろん、しんみりと涙を誘うエピソードや、心がほっこりするようなハートウォーミングなエピソードまで、全方位的に楽しめるストーリーは『おそ松さん』最大の見どころといえます。

■ その5 6つ子を演じるのは、豪華声優陣!

6つ子に息を吹き込むのは、櫻井孝宏さん、中村悠一さん、神谷浩史さん、福山潤さん、小野大輔さん、入野自由さんといった豪華声優陣。台本の段階では「これ、本当に面白くなるの?」と彼ら自身も半信半疑のやり取りが、アフレコ現場で実際に掛け合ってみたら抜群に面白かったというのは、キャストの口からよく聞かれるエピソードです。つねに第一線を走り続けている彼らの卓越した技術によって6つ子それぞれの面白さが浮き彫りになり、掛け合うことでさらにその面白さが増すさまは、まさに『おそ松さん』の真骨頂といえます。

■ その6 第3期に訪れる、かつてない新展開とは!?

期待が高まる第3期。「今度はかつてない新展開が待ち受ける!?」とのことですが、手がかりはメインビジュアルとPVのみ。新衣装となるスタジャンをそれぞれ自己流に着こなすも、「3期は引っ張りすぎだって」「期待なんか一切されてない」と、6つ子たちは相変わらずのクズっぷり。トト子イヤミチビ太デカパン、ダヨーン、ハタ坊、松造、松代など、お馴染みのキャラクターたちも勢ぞろいするなか……ん? この双子らしきキャラクターはいったい!?  彼らが新展開のカギを握るのか!? そもそもコレって人間なの!?(WebNewtype)

TVアニメ「おそ松さん」第3期は、10月12日から放送開始