イギリスで、甘い炭酸飲料などのジュースに20%の課税をするべきではないかという議論が起こっています。

【果物丸ごとは糖尿病予防になる―ジュースにするとNG】

代わりにお茶や水を飲む人が増えることで、肥満の人を大幅に減らすことができるという研究結果に基づいています。

イギリスで、糖分を多く含むジュースに課税することが検討されています。タバコやお酒はともかく、ジュースにまで!?その理由は「国民の健康のため」なのだそう。

オックスフォード大とリーディング大の研究によると、これらのジュース類の価格が20%上がると、16歳から30歳の年齢層の人々の消費量は15%減る見通しだそうです。この結果、10年以内に「肥満ぎみ」のひとは285,000人、「肥満」の人は180,000人減少すると考えられています。

こうしたジュースや炭酸飲料のに含まれる砂糖は、ティースプーン4杯から15杯と言われます。砂糖1杯16キロカロリーとすると・・・飲み物から摂(と)るカロリーって、侮れないんですね。肥満以外にも、糖尿病、心血管系の病気、虫歯といった健康被害が考えられます。

この政策が実現すれば、税収は年間約275百万ポンド(約440億円)にのぼる見込み。これは、野菜や果物と言った、健康にいい食べ物の普及や補助に役立てることが検討されています。

飲料業界の猛烈な反対は避けられないでしょうが、なかなか興味深い政策。健康への影響も含めて、今後の動きに注目です。

参考:12p on can of pop would cut obesity, experts claim
http://www.telegraph.co.uk/health/10419129/12p-on-can-of-pop-would-cut-obesity-experts-claim.html

ジュースに20%課税すべき?「肥満の人が28万5000人減る」-イギリス研究