カタールワールドカップ(W杯)南米予選第1節が日本時間10日に行われた。

ブラジル代表はボリビア代表とホームで対戦した。前線にネイマールフィルミノ、エヴェルトンを並べ、コウチーニョやカゼミロ、マルキーニョスやチアゴ・シウバも起用したブラジルは16分、右サイドバックに入るダニーロの右クロスにゴール前のマルキーニョスがヘッドで合わせて先制。続く30分、ネイマールのパスに反応した左サイドバックのロディがボックス左深くから折り返すと、ゴール前のフィルミノが押し込み、追加点を手にした。

攻め手を緩めないブラジルは49分、ボックス左にドリブルを仕掛け、相手を引きつけたネイマールがゴール前にグラウンダーのクロスを送ると、フィルミノがプッシュして3-0。続く66分にはボックス右からコウチーニョが上げたクロスが相手のオウンゴールを誘発してさらにリードを広げた。73分にもボックス左のネイマールが上げたクロスからコウチーニョのヘディングシュートが決まったブラジルは5-0でボリビアを破り、白星スタートを切った。

コロンビア代表はベネズエラ代表をホームに迎え撃ち、3-0の白星。ハメスやドゥヴァン・サパタ、クアドラード、ダビンソン・サンチェスらを先発起用したコロンビアは16分にスコアを動かす。右サイドのクアドラードがゴール前に送ったグラウンダーのクロスにドゥヴァン・サパタが合わせて先制。続く26分にはボックス左に侵攻したモヒカのクロスが逆サイドに流れると、フリーのムリエルが右足インサイドでゴール左に流し込み、追加点を奪取した。

畳みかけるコロンビアは続く前半アディショナルタイム3分、GKバルガスからのパスを左サイドで受けたムリエルがカウンター。ボックス左まで単騎侵攻を図ると、左足でフィニッシュしたボールが相手GKに当たり、そのままゴールマウスに吸い込まれ、前半のうちに3点リードに成功した。後半に入ると、ゴールをこじ開けられない状況が続いたコロンビアだったが、ベネズエラの反撃を無失点で凌ぎ、ブラジルと同じく白星発進に成功している。

◆第1節結果
10/9
ブラジル 5-0 ボリビア
コロンビア 3-0 ベネズエラ

10/8
ウルグアイ 2-1 チリ
パラグアイ 2-2 ペルー
アルゼンチン 1-0 エクアドル

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