夕飯にそうめんを出したときの夫の反応を描いた漫画「結婚してからの我が家の大問題」がSNS上で話題となっています。麺類が好きで夏になると、さまざまなバリエーションのそうめんを楽しんでいる女性。ある日の夕飯、そうめんを夫に食べさせてあげたいと、特別アレンジ版を作りますが…という内容で「わが家もNGでした…」「うちはアリです」「激しく共感しました」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
実家の感覚、夫の感覚の違いに驚き…
この漫画を描いたのは、グッチ(ペンネーム)さん(34)です。理学療法士として働きながら漫画を描いています。理学療法士目線で描いた幼児発達やリハビリについての記事「理学療法士の知恵袋」をインスタグラムやツイッター、ブログで投稿しています。
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
グッチさん「2019年7月ごろからです。本職の理学療法士として、育児での気付きや小児発達、医療について分かりやすく、イラストで発信できないかと思い、インスタグラムを始めました。しかし、気が付けば、わが子や家族のことばかりになっています」
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
グッチさん「夕飯に麺類OKだった私の実家の感覚と夫の感覚の違いに驚き、漫画にしました。復職してからは仕事が忙しくなり、以前と同じように献立を考える余裕がなくなっていました。そんなとき、手軽に作れておいしいそうめんを夕飯に出したら『物足りない』と言われ、麺好きの私には驚きでした」
Q.それまで、旦那さまが“そうめんNG”であることを知らなかったのですか。
グッチさん「あっさりした麺類を物足りなく感じていると知ったのは最近です。今年夏に初めて、そうめんを夕飯に出して知りました。以前から、『麺類が食べづらい』『猫舌だから』と言っていたので、遠回しに食べたくないことを伝えようとしていたのかもしれません」
Q.夕飯に麺類全般がNGなのでしょうか。
グッチさん「基本的に夕飯はご飯が食べたいそうです。そうめんなどのあっさりした冷麺ではなく、パスタや焼きそばなどお肉が入っていれば、昼食ならOKらしいです」
Q.その後、そうめんは出していませんか。
グッチさん「この一件以来、出していません(笑)フォロワーさんにアドバイスを頂いた組み合わせメニューなどを試してみて、徐々にそうめんを克服してもらおうとひそかに計画中です」
Q.他に旦那さまのNGメニューは。
グッチさん「酢の物系は苦手みたいです。あと、ゴーヤーなどの苦い物、猫舌なのでラーメンも苦手なようです。逆に、お子さまランチに出てくるようなハンバーグやオムライス、唐揚げなどは好きらしいです」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
グッチさん「各家庭での『夕飯に麺類はアリか、ナシか』のコメントを多く頂きました。わが家と同じく、夫が夕飯麺類NGのご家庭が意外と多く、共感してしてくれるコメントが多くてうれしかったです。また、夫が夕飯麺類NGのご家庭でそうめんを出すときの工夫を教えてくださる方も多く、とても参考になりました」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。
グッチさん「ワーキングママとしての日常や、本職の理学療法士として、子どもの発達について発信していきたいです。今までのような育児絵日記も合間に挟みながら、投稿していきたいと思っています」
オトナンサー編集部
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