本格派アクションスターとして抜群の知名度と人気を誇る、香港スターの甄子丹（ドニー・イェン）。プライベートでは結婚１０周年を迎えたモデル出身の妻・汪詩詩と、息子と娘を授かって幸せな家庭を築き、良き夫で良き父親というイメージで通っている。だが前妻との間にできた息子には、愛情がない様子。「手術をしても面会にも来ない」と、報じられた。

　　ドニーは１９９３年に広告業界で働く一般女性と結婚したが、わずか１年で離婚。その後妊娠を知った元妻は、息子のＪｅｆｆくんを出産した。ドニーは「別れた妻との息子の面倒はみます」と、メディアの前で公言した過去があるとのこと。だが１０月下旬にＪｅｆｆくんが救急車で運ばれ、肺の病気で手術をした際ドニーは訪ねてこなかったという。目撃者が現れ、「母親が電話をかけながらドニーに会いたいと泣き叫び、“息子のために時間を作ることができないのか”と訴えていたので、その女性が前妻だとわかりました」と証言した。医師の説明は深刻だったようだ。その頃ドニーはダイビングを楽しんでおり、病院に姿を見せることはなかった。「優しい父親のはずのドニーだが、病気になった前妻の息子に対しては違った態度。見舞いさえしない」と、報道された。

　　１０月２８日の退院時、Ｊｅｆｆくんは取材を求められたが、応じることはなかった。写真を撮られたことに母親は激怒していたそうだ。

　　そしてドニーの妻・汪詩詩は、イベント会場で「Ｊｅｆｆくんが入院したことは知っていますが、私はコメントできる立場ではありません」と答え、撮影中のドニーもノーコメントを通している。香港映画界でトップクラスの出演料を稼ぐドニーは、６つの不動産物件を持ち総額は３５億円以上、と言われている。妻の名義に書き換えた物件もあり、夫婦で財産管理をしているとのことだ。前妻と現在の妻の扱いに雲泥の差がある……と伝えられ、今後のドニーの対応が注目を集めそうだ。（編集担当：饒波貴子・黄珮君）（写真は「ＣＮＳＰＨＯＴＯ」提供、おしどり夫婦として知られ一男一女を授かったドニー・イェンとモデルで妻の汪詩詩。２０１３年３月撮影）