13日に陽性が発覚し、NLスウェーデン戦を欠場へ 他の選手は全員が陰性を確認

 ユベントスポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは現地時間13日に新型コロナウイルスに感染していたことが発覚し、自主隔離措置が取られた。同14日に予定されているUEFAネーションズリーグ(NL)のスウェーデン戦を欠場することが決まり、ポルトガル代表を率いるフェルナンド・サントス監督も「誰よりも大きな損失」と語っている。スペイン紙「マルカ」が報じた。

 ロナウドは11日に行われたNLリーグ第3節フランス戦にフル出場していたが、新型コロナウイルスの検査で陽性が確認。代表チームから離脱し、自主隔離を余儀なくされた。なお、ポルトガル代表の残りの選手全員は陰性が確認されている。

 エースを欠くことになったポルトガル代表のサントス監督は「彼はプレーしたいと言っている」と同選手の体調に大きな問題がないことを示唆しつつも、やはり欠場の影響は大きくなると本音を吐露している。

COVID-19新型コロナウイルス)による欠場はどんな選手であっても大きな損失になる。そのなかでもロナウドの欠場は他のどの選手よりも大きな損失となり得るだろう」

 指揮官ロナウドの不在でも「プランは変わらない」としつつも、「しかし、ダイナミクスは異なる。クリスティアーノは彼にしかないキャラクターがある」とその影響力の大きさを強調している。

「世界最高の選手を欠いてより良くなるチームなどない。だが、このチームはコレクティブに対応できることをすでに証明している。選手たちに全幅の信頼を寄せている」

 NLリーグAのグループ3で現在首位(2勝1分/勝ち点7)を走るポルトガルは14日にここまで3戦全敗中の4位スウェーデンと対戦する。不動のエース不在のなかでも勝利を手にすることができるだろうか。(Football ZONE web編集部)

クリスティアーノ・ロナウドが代表を離脱【写真:AP】