ウェストハムは16日、アルジェリア代表FWサイード・ベンラーマ(25)をブレントフォードから買い取り義務付きのレンタルで獲得したことを発表した。イギリスメディアによると、レンタル料は500万ポンド(約6億8000万円)で、買い取り額は2500万ポンド(約34億円)となるようだ。

以前はチェルシーからの関心も伝えられたベンラーマは、チャンピオンシップでは屈指のドリブラーとして名を轟かせている。昨シーズンはリーグ戦43試合に出場し17ゴール9アシスト、一昨シーズンも38試合で10ゴール15アシストと、ブレントフォードの攻撃を牽引していた。

以前は11歳の頃に移住したフランスのクラブをレンタルで転々としており、ニースの本籍を置きながら、アンジェやアジャクシオ、シャトールーでプレー。そのためフランスパスポートを所有しているが、代表はアルジェリアを選択し、ここまで5試合に出場している。

キャリア初のプレミアリーグ挑戦となるベンラーマは、クラブの公式サイトで加入の喜びを語っている。

「このチームの一員になれたことをとても嬉しく思っている。ウェストハムは歴史のあるクラブで、非常に長い間プレミアリーグで戦っている。良い選手も揃っており、イングランドでも大きなクラブだよ」

「(デイビッド・モイーズ)監督と話してみて、彼が僕に何を期待しているのか知ることができた。その期待にピッチの上で応えたい。とても信頼してくれたからね」

「本当に楽しみだよ。僕は自分が楽しむことを第一に考えてプレーしている。でも、世界で一番有名なリーグプレーするなんて、いつだって楽しいだろう。だから僕の全力を早く見せたいよ」

なお、ウェストハムの直近の試合となるプレミアリーグ第5節のトッテナム戦は、登録上出られないとのことだ。

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