毎年中国から多くの学生たちが日本に留学生として来日している。中国メディア百度も「やっぱり日本に留学するのがおすすめ」と強調している。様々な選択肢がある中で、日本に留学するメリットはどこにあるのだろうか。記事は4つの理由を挙げている。

 1つ目は教育水準の高さ。教育制度や経済に支えられた長い歴史を持つ日本の大学で学べることは大きなメリット、と中国メディアも述べている。日本は政治的にも安定しており、留学生でも安心して生活できる、ということだ。

 2つ目は大学の研究開発力。日本の大学の国際ランキングは、中国を含めた他の国々の追い上げに遭い全体的にランクが下がっているようにも見える。中国メディアは「しかし、長い歴史の中で積み上げられた大学教育制度と日本人のまじめさにより、日本の大学は総合力で常に世界をリードし続けている。中国人の学生たちにとってもこの点は魅力だ」と述べている。

 3つ目は少子高齢化による学生不足。多くの大学が学生不足に悩んでおり、この状況が大学の経営にも深刻な影響を与え始めている。各大学も、実のところ海外からの留学生に期待している状況だ。

 4つ目は欧米と比較して学費が安いこと。日本の国公立大学なら欧米の10分の一程度の学費で通学できる。また、奨学金などの制度を利用すればさらに安い費用で大学を卒業できるため、学費をかなり抑えて通学できる。

 以上の点から見ると、日本の大学は引き続き人気の留学先であることは間違いなく、少子化が進む日本では引き続き中国の学生を歓迎してくれる、と結論付けている。(編集:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)

留学するならやっぱり日本! その理由とメリットとは=中国メディア