リバプールイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンが17日に敵地で行われたプレミアリーグ第5節のエバートン戦後、自身の幻ゴールに対する心境を語り、オランダ代表DFヴィルヒル・ファン・ダイクを負傷交代に追い込んでしまった相手選手の謝罪を明かした。

プレミアリーグ連覇を目指すリバプールは代表ウィーク明けの初戦で開幕から無傷の4連勝で首位を走る宿敵エバートンと激突。2-7の衝撃的なスコアで敗北したアストン・ビラとの前節を払拭する結果が求められたが、2度のリードを守り切れず、2-2のドローに終わった。

この試合にフル出場した主将のヘンダーソンは2-2の後半アディショナルタイムにゴールネットを揺らしたが、ビデオアシスタントレフェリー(VAR)判定でセネガル代表FWサディオ・マネオフサイドを取られ、幻に。際どい判定に賛否の声が挙がっている。

ヘンダーソンは試合後、イギリス『BT Sport』で自身のゴール取り消し判定に肩を落としつつ、来週からスタートするチャンピオンズリーグ(CL)の戦いに目を向ける姿勢を示した。

「(判定は)無情だね。僕らは勝利に値した。パフォーマンスに関してはすごく満足している。3ポイントを手にできなかったのは残念だが、ポジティブにとらえて、前に進む。常に何が大事なのかを意識する僕らは次の試合、アヤックス戦のことを考えている」

また、ファン・ダイクと交錯したエバートンイングランド代表GKジョーダン・ピックフォードとの試合後におけるやりとりの一部を明らかに。「ジョーダンは試合後に詫びに来た。ヴィルヒルへの伝達を頼まれたよ」と話している。

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