12月25日(金)に公開される、タムラコータロー監督、芥川賞作家の田辺聖子の原作による、劇場アニメ「ジョゼと虎と魚たち」(角川文庫刊)の、特別試写会の実施、加えて、ムビチケの発売と購入特典が公開された。
【写真を見る】購入特典付きムビチケカードを発売しているアニメ映画「ジョゼと虎と魚たち」
釜山国際映画祭のクロージング作品にも選出された本作で、中川大志が留学する夢のためにアルバイトにいそしむ大学生の恒夫に、清原果耶がかわいらしい見た目とは裏腹に口が悪い、車椅子のヒロインのジョゼに、さらに彼らを取り巻く主要キャラクターには、宮本侑芽、興津和幸、Lynnなどの声優陣が参加していることがわかった。また本作の主題歌、および挿入歌には、Eveが決定している。
今回、全国の映画館にて、本作の特別試写会を実施することが発表された。本作を、ひと足早く映画館で楽しむことのできるチャンスで、10月16日より応募が順次スタートしている。試写会実施劇場の追加決定など、くわしくは、作品公式HPで確認できる。
そして、本ポスタービジュアルのムビチケカードが、10月16日より全国の上映劇場にて発売されている(一部劇場を除く)。特典として、ムビチケカード一枚の購入につき、ポストカード2種セットがプレゼントされる。また、ムビチケ前売券(オンライン)も発売中だ。
■ あらすじ
趣味の絵と本と想像のなかで、自分の世界を生きるジョゼ(清原果耶)。幼いころから車椅子の彼女は、ある日、危うく坂道で転げ落ちそうになったところを、大学生の恒夫(中川大志)に助けられる。
海洋生物学を専攻する恒夫は、メキシコにしか生息しない幻の魚の群れを、いつかその目で見るという夢を追いかけながら、バイトに明け暮れる勤労学生。
そんな恒夫に、ジョゼとふたりで暮らす祖母のチヅ(松寺千恵美)は、あるバイトを持ちかける。それはジョゼの注文を聞いて、彼女の相手をすること。しかし、ひねくれていて口が悪いジョゼは、恒夫に辛らつに当たり、恒夫もジョゼに我慢することなく真っすぐにぶつかっていく。
そんななかで見えかくれするそれぞれの心の内と、縮まっていくふたりの心の距離。そのふれあいのなかで、ジョゼは意を決して、夢見ていた外の世界へ、恒夫とともに飛び出すことを決めるが……。（ザテレビジョン）
コメント