「ロミオとジュリエット」は、フィクションの中だけの世界ではありません。現実でも両親に反対される恋は多く、「反対されるほど逆に燃え上がっちゃう」という心理がはたらくものです。
なぜ、スムーズにいかない恋愛ほど燃え上がってしまうのでしょうか。「ロミジュリ効果」の本当の意味について深掘りしていきます!
いばらの道ほど盛り上がる!ロミジュリ効果の本当の意味!
身分の違いから結ばれることのなかったロミオとジュリエット。お互いの両親に反対されたことから、ふたりの恋は激しく燃え上がりました。
道ならぬ恋のほうが盛り上がるというのは現代人にも通じる心理のようで、両親の反対を押し切って結婚するカップルも少なくありません。
ここでは、「ロミジュリ効果」が成立する理由について詳しく解説していきます。
手に入らないものほど魅力的に見える
恋愛にかぎらず、手に入れるのが難しいものほど魅力的に映り、どうしても手に入れたくなってしまうものです。
両親から反対される恋愛もこれと同じで、むしろ、強く反対されるほど反動が強くなり、「あの人はきっと魅力的に違いない!」と思い込むようになります。
言い換えれば、相手の実際の印象にプラスのバイアスがかかっている状態で、普通の恋愛よりもバイアスは大きくなると言われています。
コスパを考える
両親に反対される恋を実らせるには、並大抵の労力では足りません。
人の脳は意外とだまされやすく、彼のために一生懸命になるほど彼女としては「これだけ時間を使ったんだからきっと好きに違いない!」という心理になっていきます。
また、彼のほうも同じように一生懸命になってくれますので、その姿を見てますます彼のことが好きになる、というパターンもあるようです。
遠距離恋愛でもロミジュリ効果?
両親に反対されていなくても、ふたりの間にハードルがあればロミジュリ効果は成立します。
遠距離恋愛も典型的なロミジュリ効果のパターンで、距離が離れていて会えない日々がつづくほどお互いの気持ちが盛り上がり、「絶対に別れない!」ということで絆が深くなっていきます。
ロミジュリ効果でお互いの恋を深めよう!
順調すぎる恋ほどつまらないものはありません。両親の反対など、ハードルの多い恋愛のほうがお互いの気持ちも盛り上がり、絆が強くなっていきます。
ただ、燃え上がりすぎてまわりが見えなくなってしまうとただの暴走になってしまいますので、反対される理由など、ひとつひとつのハードルについて立ちどまって分析する冷静さもキープしておきましょう。
(ハウコレ編集部)
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