中国のポータルサイト・百度に18日、日本での実際の生活をアニメの世界と同じように考えるのは大きな間違いであるとし、アニメでよく見られる状況と現実とで異なる例を紹介する記事が掲載された。

 記事は、アニメには誇張表現がふんだんに用いられているため、一般的にアニメの内容を現実世界の参考とすることは避けるべきだとし、アニメでの様子が現実でもそのままであると考えれば「間違いなくがっかりすることになる」と紹介。その上で、日本で実際生活する際にアニメの世界とは切り離して考えるべき事例を挙げている。

 まずは「アルバイトは決して楽ではない」という点だ。現実の日本社会では仕事によるストレスが大きく、アニメで描かれているほどお気楽で悠長なものではないと指摘。日本では上下関係に厳しいことが多く、上司や先輩のの指示に対して時には自尊心を捨てて従う必要さえ出てくることがあるとした。また、「そもそも、とても楽な仕事など世の中に存在しない。仕事を理想化してはいけないのである」とも評した。

 次に、現実の世界ではアニメでよく出てくるような表現や言い回しを用いるべきではないこと。アニメ作品に用いられている日本語は「口語化しすぎ」ているために、現実社会の多くのシーンでそぐわない可能性があるとし、アニメだけを教材にして日本語会話を練習して日本に留学した場合、その内容は全く使えないかもしれないと伝えている。

 また、外国人だからといって不自然日本語を必ずしも許容してくれるわけではないうえ、アニメに用いられる言葉は時として非常に粗野で俗っぽいため、使い続けていれば他人から反感を買うことになるとした。

 記事はこのほか、女子中高生の制服をはじめとする、女性のミニスカートに関する「誤解」に言及。日本のアニメでは、人が道を疾走すると、そばにいた女性のミニスカートがひらひらとめくれ上がるシーンが多いとした上で「実際には、どんなに猛スピードで疾走したとしても、それで起こる風によってスカートがめくれ上がるようなことはない」と指摘した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

日本の現実社会で「二次元」な言葉を使うと、大変なことになる=中国メディア