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ジャーナルスタンダード・ファニチャー仕様

text&photo:Hidenori Takakuwa (高桑秀典)

オートバックスのオリジナルブランド「ゴードン ミラー」では、ウェア、フェニチャー、ツール、カーインテリア、オリジナルカーなどの販売を通じ、愛車のあるガレージから拡がるライフスタイルを提案している。

【画像】ゴードン ミラー、ジャーナルスタンダードのコラボ・キャンパー【実車写真】 全92枚

今回、ゴードン ミラーのエッセンスが余すところなく凝縮されたオリジナル・カーレーベル「GORDON MILLER MOTORS」から、新しい生活様式、および今日的なバンライフとマッチした特別な2台がリリースされた。

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ゴードン ミラー・モータース for ジャーナルスタンダード・ファニチャーの「GMLVAN V-01JSF」    高桑秀典

インテリアショップのジャーナルスタンダード・ファニチャー(JSF)とのコラボレーションで生まれた、「ゴードン ミラー・モータース for ジャーナルスタンダード・ファニチャー」の「GMLVAN V-01JSF」、「GMLVAN C-01JSF」がそれだ。

前者は、ハイエースがベースで価格は550万円~という設定。後者は、日産NV200がベースで421万3000円~となっている。

クルマに求められる役割が変化したことで家とクルマの境界線が曖昧になり、車内スペースがリビングルームに近いものとして捉えられていくのでは、という発想のもとで誕生した2台。

見事に“リビングルームを内包して走るクルマ”となっている。両モデルを詳しく見ていこう。

ハイエースがベース GMLVAN V-01JSF

やはり、特筆すべきはインテリアで、フロントシート・カバーはACME Furnitureオリジナルの生地「AC-08」を用いた特別仕様に変更。

セカンドシートもフロントと共通の生地なので、ソファのようなイメージだ。共地のクッションも付属する。

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ゴードン ミラー・モータース for ジャーナルスタンダード・ファニチャーの「GMLVAN V-01JSF」の前席内装    高桑秀典

車内に使用されている天然木は、ジャーナルスタンダード・ファニチャーの家具にも多く用いられているオーク材に変更。

よりやわらかい印象のキャビンへと生まれ変わっている。

日産NV200がベース GMLVAN C-01JSF

天井もオーク材とすることで、これまで以上に明るい印象となった。
夜に活躍するLEDダウンライトも標準装備だ。

ラゲッジ部分にはフラップ式テーブルを追加し、この部分もより家具らしい印象となった。

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ゴードン ミラー・モータース for ジャーナルスタンダード・ファニチャーの「GMLVAN C-01JSF」の内装    高桑秀典

また、床面の防水・防汚シートも木材の変更に合わせ、より明るいカラーに変更。

ゴードン ミラーならではといえる“ガレージライフのエッセンス”がつめ込まれた既存モデルと同じように、汚れを簡単に掃除できる。

車内泊はどうなる? ダブルベッド超えも

モード変更ギミックはそのままなので、みんなでテーブルを囲めば、まさにリビングルームを車内に持ち込んだような空間となる。

車中泊を快適にするベッドモードは完全にフルフラットとなり、GMLVAN V-01JSFでは245×140cmサイズでダブルベッド以上の長さに。

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ゴードン ミラー・モータース for ジャーナルスタンダード・ファニチャーの「GMLVAN V-01JSF」の内装    高桑秀典

GMLVAN C-01JSFでは184×120cmで、セミダブル程度の広さとなる。

標準装備となるロールスクリーンは、車内でも外からでも楽しめるように2か所に設置することが可能だ。車中泊の夜の楽しみが、また1つ増えたといえるだろう。

荷物が多い場合には、フルラゲッジモードが活躍する。全車標準装備のカーテンは、デニム生地を採用し、より明るい印象となっている点もポイントだ。

豊富なOP サイドオーニング、リアラダー

特徴的なエクステリアには、専用デザインのサイドラインが入れられ、ガソリン給油口の下に専用のアルミプレートも追加し、オリジナル感を演出。

車中泊時に荷物を置くことができるルーフキャリア、ルーフへのアプローチが楽しみになるリアラダー、日差し除けや雨の日に活躍するサイドオーニングはオプションだ。

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ゴードン ミラー・モータース for ジャーナルスタンダード・ファニチャーの「GMLVAN C-01JSF」    高桑秀典

今回の取材は、東京都にあるGORDON MILLER LAB.で行ったが、クルマ用品の量販店オートバックスのブランドとあって、全国7店舗で実車を確認できるようになるという。

カーライフのみならず、家のインテリアにもこだわっているクルマ好きは、まずGMLVAN V-01JSF、GMLVAN C-01JSFのお洒落かつノスタルジックな内装に惚れ込み、その後、クルマと家とアウトドアの境界線を曖昧にしてくれる数々のギミックに夢中になる。

きっと、その完成度の高さを知ることで「ゴードン ミラー・モータース for ジャーナルスタンダード・ファニチャー」の車内で過ごす自らの姿を容易にイメージできるはずだ。


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