三重県桑名市の中学校に侵入しサンダルを盗もうとしたとして、61歳のトラック運転手が逮捕されたことが判明。その動機に驚きが広がっている。

 男は9月13日午後9時半頃、桑名市の中学校に侵入し、教職員用の下駄箱からサンダルを盗もうとした疑いが持たれている。この中学校では、以前から下駄箱のサンダルが入れ替わる、場所が移動されるなどの事象が相次いで発生したため、防犯カメラを設置しており、男がサンダルの匂いを嗅ぐ、持って移動するなどする様子が映っていた。

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 警察は男を建造物侵入と窃盗未遂の疑いで逮捕。取り調べに対し、男は「下駄箱からサンダルを持って匂いを嗅いだことは間違いないが、盗もうとは思わなかった」と容疑を一部否認している。
 そして、「ほかの学校にもスリッパサンダルの匂いを嗅ぎに行った」と供述し、余罪をほのめかしているという。どうやら、目的は学校のスリッパサンダルの「匂いを嗅ぐ」ことにあったようだ。

 かなり変態的な事件に「サンダルフェチとはかなり異常。不法侵入は犯罪だけど、匂いを嗅ぐことは罪にならないのかな…」「悪臭フェチってどこにでもいるけど、靴の匂いは珍しい。しかも学校にこだわっているのもおかしい」「また新しいタイプの犯罪者が…。怖い」など憤りや驚きの声が相次ぐ。

 また、5年間サンダルの匂いを嗅ぐことを許していたものと見られる学校について、「セキュリティが甘すぎるのではないか。一大事になったらどうするのか」「重大犯罪に発展する可能性もあった。何度も侵入を許したのはなぜなのか」「被害者とは言え、ちょっとお粗末な気がする」と学校側のセキュリティを疑問視する声も。そして、「今後は使い古しのサンダルを男にプレゼントしたら良い」と冷静な指摘をするネットユーザーも出た。

 仮に匂いを嗅いだだけだとしても、不法侵入は犯罪である。

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