
世界の工場と呼ばれた中国は「パクリ大国」としても知られる。最近では、政府が先頭に立って知的財産権の保護に力を入れるようになってきたが、それでも模倣品や海賊品は後を絶たない。しかし、中国には中国の言い分があるようだ。中国メディアの百家号は17日、「日本もかつては模倣から始まった」と主張する記事を掲載した。
記事はまず、中国ばかりが「パクリ大国」呼ばわりされることに不満を示し、「パクリはドイツで始まり、米国で盛んになり、日本で大々的に広まった」と主張。科学技術強国にも模倣の歴史があるとして、なぜ日本でパクリが大々的に広まったといえるかを紹介している。
記事は、日本は明治維新の時にはすでに欧米の技術を導入し、徐々に自分の工業システムを作り始めていたと紹介。戦後は衣食にも事欠くほど荒廃したため、復興するために欧米の技術を積極的に導入したが、これは中国でいう「模倣」あるいは「パクリ」だと説明した。1970年代の日本はありとあらゆる分野で西洋の「パクリ」が見られたと伝えている。
記事によるとこれはドイツも同じことで、19世紀後半には英国のナイフ、イタリアの革靴、フランスの服など、西洋諸国から「何でも模倣した」と指摘。米国もパクリの道を歩み、英国の技術を手にしたがったので、英国は法律によって職人の移動を制限せざるを得なかったほどだと紹介した。それで、中国だけがパクリをしてきたわけではないと主張。それに、中国は他人の成功に近づくことで自身の科学技術レベルを上げようとしているだけだと論じた。
記事は結論として、模倣は技術を学びイノベーションするまでの一時的なものであり、技術革新には避けて通れない道だと主張。日本をはじめ、現代で「技術大国」と言われる国々も同じことをしてきており、中国はすでに日本から学ぶことはなくなってきたのでもう模倣する必要もないとしている。他人がしていれば自分も良いというのは、いかにも中国らしい考え方だ。しかし、知的財産権の保護において中国が遅れているのは事実であり、技術強国の仲間入りをしたいならまずはこの意識を変える必要がありそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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