マインクラフトを開発するMojangは、同作のJavaエディションのアカウントをMojang独自のものからMicrosoftアカウントに完全移行することを発表した

 2021年初頭よりJavaエディション所有者に順次アカウント移行を知らせる案内メールが届く予定で、それに従ってMicrosoftアカウントを新規に作成するか、もしくはそれまで使っていたMicrosoftアカウントに『マインクラフト』のライセンスを紐付けする必要がある。

 なお、今後はMojangアカウントやレガシーマインクラフトアカウント(ユーザー名でログインするアカウント)からはマインクラフトJavaエディションを遊べなくなるJavaエディションを継続して遊びたいなら、Microsoftアカウントへと移行しなければならない

 プレイヤー視点で見ると面倒に思えるかもしれない移行作業だが、Mojangアカウント移行によって数多くのメリットがあると説明している。発表中で挙げられているメリットは以下のとおりだ。

二要素認証によるアカウントのセキュリティの強化
・すべてのPC版『マインクラフト』シリーズが同一のアカウントに接続される(ただし、現時点では『マインクラフト』と『マインクラフトダンジョンズ』のみで、今後どうなるかは未定とのこと)
・ペアレンタルコントロールの向上
チャットの招待やブロック

 Javaエディションを遊ぶのにMicrosoftアカウントが必要になる以外に変更はなく、アカウント移行後も『マインクラフト』のJavaエディションのユーザー名はそのまま維持されるこれまで利用していたMODなども引き続き利用可能だ。段階的にJavaエディションが廃止になることもないという。JavaエディションはJavaエディションのプレイヤーとのみ遊べることにも変更はない。

 ただし注意点として、複数のJavaエディションのアカウントを持っている場合、Microsoftアカウントと接続できるのはひとつだけとなる。複数のJavaエディションアカウントには、それと同数のMicrosoftアカウントが必要になる。

(画像は『マインクラフト』公式サイトより)

 なおMojangはアカウント移行が完了したプレイヤーには、特別なマントを配布すると今回の発表で明らかにしている。

「Mojang」 公式発表ページはこちら

ライター/古嶋誉幸

ライター
一日を変え、一生を変える一本を!学生時代Half-Lifeに人生の屋台骨を折られてから幾星霜、一本のゲームにその後の人生を変えられました。FPSを中心にゲーム三昧の人生を送っています。
Twitter: @pornski_eros