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主演のソンイェジンとヒョンビン(写真:共同通信)

《僕は『交渉』の撮影を無事に終えて(韓国に)戻ってきました。僕の誕生日にいろいろな方法でお祝いしてくださったファンの皆様に、どう感謝の言葉を伝えようか考え、こうして動画で挨拶させてもらうことにしました》

10月5日、自らのインスタにメッセージ動画を公開したヒョンビン(38)。実は彼の誕生日は、この10日前の9月25日だった。

「誕生日当日は、所属事務所が、彼の子供時代の写真を投稿して《ヒョンビン、誕生日おめでとう》と綴るのみでした。それはまだ彼が“自宅隔離期間”だったからなんです」(韓国紙記者)

彼は映画『交渉』の撮影でヨルダンに2カ月間滞在。9月12日には帰国していたのだが――。前出の韓国紙記者は続ける。

「海外から帰国した場合、2週間の自宅隔離の対象になります。そのため、彼は誰とも接触できない状況にあったのです。韓国の自宅隔離者の規制は厳しく、保健所からは毎日連絡が来ます。外出どころか屋外へのゴミ出しも原則、禁止されています。自宅隔離期間中に外出したプロサッカー選手は、700万ウォン(約65万円)の罰金を科せられました」

ドラマ『愛の不時着』で人気を不動にした彼だが、帰国後も“一挙手一投足”が注目されている。

「ヨルダン出国時、彼の服装も話題になりました。黒いハーフパンツの下に、黒いレギンスをはいていたのです。一気にネットでバズりました」(前出・韓国紙記者)

このコロナ禍で、韓国のファッション事情も一変したという。

「自宅近所でのランニングが増え、『アスレチック』と『レジャー』を組み合わせた、身軽な『アスレジャー』ルックが流行っています。今年5月にはアスレジャー・ブランドの『アンダール』が男性用レギンスを発売するまで人気が高まっていました。それがヒョンビンの愛用により、さらにメンズ・レギンス人気が拡大したんです」(韓国在住のスタイリスト)

韓国の人気美大である弘益大のカン・ホソプ教授も、韓国紙に「今後、スーツをあつらえて着る男性より、レギンスを買う男性は確実に増えるでしょう」と断言している。

《コロナ禍、皆さんが元気でお過ごしになられますよう願っています。またお会いしましょう。愛しています!》

とメッセージ動画を締めくくったヒョンビン。ドラマ『シークレット・ガーデン』(’10年)では青いスパンコールのジャージを流行らせた彼だけに、今度は世界中で“愛のレギンス”沼にハマる男性が増えるかも!

「女性自身」2020年11月3日号 掲載