INA VALLEY FOREST COLLEGE協議会(代表:有賀真人・長野県伊那市)は、伊那市と協働で森の価値を再発見・再編集する実践型スクール「INA VALLEY FOREST COLLEGE」 (https://forestcollege.net/)を開講します。持続可能な社会に向けたアクションに興味がある、ローカルで生業を作りたいといった人を対象に、様々な業界で活躍している講師と、業界を越境した森のオープンイノベーションを目指します。初年度となる今回は、オンライン開催です。10月22日(木)より申込受付を開始します。
▶▶ 森とみんなで生きていく「 INA VALLEY FOREST COLLEGE」とは?
INA VALLEY FOREST COLLEGEは、森と人とのこれからの関わり方を本気で考えるカレッジです。
森は、地球の循環システムの中で非常に重要な役割を担っています。しかし、森林が持つ重要性の高さとは反対に、そこに関わる人の数も関心を寄せる人も少ないのが現状です。色んな業界の人と一緒に、森のことを考える場をつくりたい。そういった想いから、このカレッジは生まれました。
キーワードは、「森に関わる100の仕事をつくる」。
森や地域をフィールドに、プロジェクトチーム型のワークショップ、レクチャー、トークセッションなどを通して、森の課題解決につながるソーシャルビジネスの創出を目指します。
- 【 お申込みについて 】
- 受付期間:10月22日(木)~ 11月17日(火)
- 講座期間:11月21日(土)~2月27日(土)※計7回
- 参加費:無料
- 定員:40人
- お申込み方法:下記webサイト申込フォームよりお願いします。
- https://forestcollege.net/
▶▶ 50年後に、森と共に暮らす豊かな地域を目指して。
ソーシャルフォレストリー都市宣言をした、長野県伊那市という場所。
中央アルプスと南アルプスに挟まれ、雄大な自然が広がっている信州伊那谷。その中心に位置する伊那市は、市の約80%を森林が占める森林都市です。伊那市は、この豊かな森林を活かして、多面的な価値を享受できる社会をつくっていこうと、平成28年に「50年の森ビジョン」という目標を掲げ、「ソーシャルフォレストリー都市宣言」を行いました。(https://www.rinya.maff.go.jp/j/riyou/kidukai/attach/pdf/mokuiku-17.pdf)
INA VALLEY FOREST COLLEGEは、森を軸とした地域づくりを進めている伊那市だからこそ生まれた新しい学びの場です。信州伊那谷から、日本の森をもっと面白くしませんか?
▶▶ 豊かな森づくりを目指して、動き出している伊那市の企業
▶▶ 講座スケジュール
第1回目 11月21日(土)
- オリエンテーション
- テーマ:「森と人の関わり方が生まれる”まち”のあり方を考える」
- 講師:NPO法人greenz 植原正太郎さん
- 講師:一般社団法人DEEP JAPAN LAB 岡野春樹さん
- 地域プレーヤー:地域おこし協力隊 田中聡子さん
- テーマ:「地域で育った木で活かす建築を考える(建築と小規模バイオマス利用)」
- 講師:NIKKEN WOOD LAB 大庭拓也さん
- 地域プレーヤー:建築設計室ヴェクトル 倉田政人さん
- 地域プレーヤー:金井山素材 金井渓一郎さん
- テーマ:「これからの林業と生業を考える」
- 講師:株式会社柳沢林業 原薫さん
- 講師:合同会社やもり 田口壽洋さん
- 地域プレーヤー:島崎山林塾企業組合 北原淳史さん
1.HASE Xmas 2020 https://www.youtube.com/watch?v=vQABE_GB_RQ)
2.TRAIL CUTTER (https://trail-cutter.com/)
元・パタゴニア日本支社長 1968年生。早稲田大学大学院社会学科学研究科(地球社会論)修士課程修了。99年、パートタイムスタッフとしてパタゴニア東京・渋谷ストアに勤務。2000年、正社員として入社。鎌倉ストア、マーケティング部門、卸売り部門を経て、2009年から2019年まで日本支社長。2019年秋、器の限界を感じて日本支社長を退任。現在は、自然と親しむ生活を送りながら、気候変動問題に取り組む企業やNPOのビジョン・戦略策定を手伝いつつ、# いしきをかえよう の発起人の一人として、市民による民主主義や未来のあり方を問い直す活動を続ける。2016年、日経ビジネス「次代を創る100人」に選出。
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<第2回目>「森のライターに聞く、森の暮らしとこれから」
- ・日程:11月5日(木)
- ・時間:19時30分~21:00分
- ・参加費:無料
1963年生まれ、東京都出身。林業・木材産業専門新聞社勤務を経て、1999年からフリー記者として、森林・林業・木材・木造住宅などに関する取材・記事執筆に従事。現在、「現代林業」、「木材情報」、「森林組合」などに連載中。2010年から長野県上田市在住。
著書に「林ヲ営ム~木の価値を高める技術を経営~」(農文協)、「図解入門 よくわかる最新木材のきほんと用途」(秀和システム)、「変わる住宅建築と国産材流通」(全国林業改良普及協会)、「基礎から学ぶ森と人の暮らし」(農文協、共著)、「有利な採材・仕分け実践ガイド」(全国林業改良普及協会、編著)などがある。
配信元企業:Ina Valley Forest College 協議会
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