テレビドラマが驚異的な視聴率を記録したり、半世紀ぶりの東京オリンピックが決定したり、田中投手が一度も負けずにシーズンを投げ抜いたりと、何かと話題が多かった2013年。世相を反映する「流行語」も数多く生まれました。

【恋人から仕事を辞めたいと相談されたら、賛成する女子は48.3%「自分の考えで彼をダメにしたくない」】

そこで今回はちょっと趣向を変えて、「2013年をアルファベット3文字で表すなら?」を大調査! 激動の一年を表すにふさわしい、面白い回答がたくさん寄せられました。

調査期間:2013/10/9~2013/10/25
有効回答数819件(ウェブログイン式)
マイナビウーマン調べ

■JJJ(じぇじぇじぇ)
あまちゃん尽くしの半年間だったから」(24歳/女性)
「流行ったので」(30歳/女性)

今回一番多かった回答がこちら。劇中にも登場した「( ‘ jjj ‘ )」の顔文字も話題になりましたね。

■YYB(やられたらやり返す、倍返しだ!)
「ドラマの復権を見せつけた年なので」(29歳/男性)
半沢直樹のドラマが流行したから」(30歳/女性)

こちらは「半沢直樹」の名台詞から。2013年はテレビドラマの底力を改めて実感した一年でもありました。

■AMX(アベノミクス)
「ニュースなどで言及されていることが多いため」(27歳/女性)
「ここまで経済を立て直したから」(34歳/男性)
「急に景気が良くなって、高額品が売れだしたとニュースでみたけど、自分とは別世界の出来事で実感なし」(52歳/女性)

昨年末の政権交代以降、安倍首相が進めている経済政策「アベノミクス」。急速な株高を呼んだ一方で、財政の悪化を懸念する声も挙がっています。単なる「AKB(安倍・黒田バブル」(24歳/女性)で終わらせずに、着実に経済を立て直してほしいですね。

■TBH(Twitterでバカ発見)
「Twitter上に信じられないような画像を載せているバカがたくさん発見されたから」(22歳/女性)
「つぶやきを全世界に垂れ流していると言うことを理解してなさ過ぎ」(43歳/男性)

今年は、軽犯罪や迷惑行為をTwitterで自慢する人が相次ぎ社会問題化。そういう軽率な人たちを揶揄して「バカッター」なんていう蔑称も生まれました。昔なら見過ごされていたような行為でも、インターネット上に公開すれば必ず誰かに発見され、あっというまに“炎上”してしまいます。

迷惑行為をしないのは当然ですが、どんな情報をネットに上げるかをしっかり考えて選ぶ慎重さも現代人の大切なたしなみです。

■OZY(夫、絶対、許さない)
「夫が不倫してることを知ったから。一生許さないし、絶対復讐する」(31歳/女性)

ひぃっ。お気持ちは分かりますが「倍返し」が通用するのは、あくまでもドラマの中だけ。ちゃんと弁護士と相談して、法律の範囲内できっちり復讐してください。

■UUK(嘘嘘危険)
「汚染水問題や、食材偽装など、安全に関わる『嘘』が多かった」(31歳/男性)

オリンピック招致に沸く一方で、汚染水に関する発言やホテルやデパートでの食材偽装が大きな問題となりました。みんなが安心して生活できるように、「嘘」はつかずに、正面から問題と向き合って欲しいです。

こうして振り返ってみると、2013年は本当にたくさんの言葉が流行しました。「アベノミクス」「倍返し」「じぇじぇじぇ」「おもてなし」など、例年なら文句無しの大賞級フレーズがどんどん飛び出したので、本家の「流行語大賞」選びも相当難航しそう。

まさに、「RGO(流行語多過ぎ)」(25歳/男性)といった感じです。みなさんなら2013年を、どんな3文字で表しますか?

(斎藤昌之+プレスラボ)

「JJJ」「AMX」「YYB」。2013年をアルファベット3文字で表すと?