サウナには湿式と乾式の2種類ある!?
日本でサウナと呼ばれるものの多くは、乾式サウナのこと指しており、70~100℃の温度で湿度は20%未満となっています。
サウナで汗を流して、水風呂に浸かる。
このサイクルを複数回繰り返すことで、自立神経を刺激し、免疫力向上の効果や、脂肪燃焼の効果が期待でき、いろんな世代の方から高い支持を得ています。
一方、湿式サウナは部屋自体の温度が40~50℃と、乾式サウナに比べると圧倒的に低く、湿度が70%以上となっています。
湿度が高いと、熱伝導率が高く、例え部屋の温度が低くても、乾式より熱く感じることがあります。
サウナは頭皮にとっても有効で、汗をかくことで皮脂や汚れを浮き上がらせ、サウナ後、しっかりと洗い流してやれば、毛穴のお掃除になります。
また新陳代謝が上がるので、頭皮の血行も良くなり、髪の毛に必要な栄養を届けられるようになります。
サウナで髪がパサつく原因
普段の生活の中で、100℃近い温度を経験することはありませんから、サウナに入ることで髪の毛はダメージを受けます。
特に、髪の毛はタンパク質からできているため、高温にさらされると溶けてしまうのです。
髪が乾燥しているときは、100℃以上に温度に耐えることができますが、髪が濡れていると60℃以上で火傷を負います。
髪が乾燥しないようにサウナを楽しむには!?
濡れている髪は温度に弱いため、サウナに入る前はしっかりと髪の水気を拭き取りましょう。
また、髪の潤いをキープするという意味で、タオルを頭に巻いたり、専用の帽子(サウナハット)を被るようにしましょう。
ドライヤーをする前にトリートメントをつけるように、サウナに入る前も、トリートメントで髪のケアを行って、乾燥を防ぐのも有効な対策です。
サウナ自体は悪いものではありません。
汗をかくことで、心がリラックスでき、それがカラダ全体の健康に繋がるのであれば、大いに利用してほしいものです。
しかし、髪の毛のように神経の通っていないところは、苦手な環境にされされても、すぐにアラートを挙げることができないため、事前に対策を講じることが重要です。
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