韓国の「キムチとキムジャン文化」が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形遺産に登録される見込みだと韓国文化財庁が発表したことに関し、ユネスコ本部が発表内容について警告したことが分かった。複数の韓国メディアが報じた。

  韓国文化財庁は10月23日ユネスコの審査補助機関が「キムチとキムジャン文化」の登録を勧告したと発表。勧告が覆された例はないことから、韓国では「キムチ」が無形遺産に登録されるとして大きな話題を集めた。

  しかし、ユネスコのホームページに記されている無形遺産の登録候補は「キムチ」ではなく、キムチを作って分かち合う文化を指す「キムジャン(Kimjang)」。韓国外務省によると、ユネスコは「キムチが人類遺産のように伝われば商業化に利用されかねない」との懸念を示し、特定の食べ物が無形遺産に登録されることはないと説明した。

  ユネスコはまた、韓国が今後も間違った事実を広め、キムチの商業化に利用した場合は「キムジャン」の登録は難しくなると警告したという。

  同庁は警告を受けて、ユネスコに登録されるのは「キムチ」ではなく「キムジャン文化」だと説明を修正した。(編集担当:新川悠)(イメージ写真提供:123RF)