中国・広東省の食文化の奥深さを表現した言葉に「四つ足のものは机とイス以外、空を飛ぶものは飛行機以外何でも食べる」というものがある。「食は広東にあり」と言われるように、非常に多種多様なものが食材として使われているのは広東省を中心とした地域でのことなのだが、「すべての中国人は何でも食べる」と誤解している人も少なくないだろう。

 中国メディアの網易は21日、日本人から「中国人は何でも食べるという話は本当か」と聞かれた経験を持つ中国人の見解として、このような質問をされた時の回答の仕方を伝授する記事を掲載した。

 記事の中国人筆者は当初、「中国人は何でも食べるのか」と日本人から質問をされた時に「愛国心と自尊心から」非常な怒りを感じたそうだ。しかし、今は慣れたとしている。文化の衝突は往々にして互いの理解不足から来ているもので、少しずつより良い回答や説明の仕方が分かってきたという。

 そのうえで中国人筆者は適切な回答方法として、中国には56の民族があり、各民族に独特の食文化があるため、全国的には食材の種類は確かに非常に豊富になると認めると同時に、「特例を持ち出して中国全体の食文化を代表することはできない」と説明すれば良いとしている。

 また、日本の食文化についても中国人からすると受け入れにくいものがあると指摘することを指南。例えば、クジライルカのようなおとなしい海洋生物を食べることは中国文化にはなく、食材としていないことや、日本では馬肉を生で食べるが、これも中国にはない習慣で、「とても受け入れられない」と論じた。

 中国人筆者の回答の内容が最善かどうかは別として、確かに国や民族によって食文化は異なっており、他国の文化を批判するのはナンセンスだ。また、「中国人は何でも食べる」というのも誤解ではあるものの、広東料理が多種多様なものを食材としているのは確かなことだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

日本人の質問で気分を害した! 「中国人だからって何でも食べるわけじゃない」