最近、アプリやサイトで「恋愛夢占い」というものがありますが、あれって本当に当たると思いますか？
実は、夢占いは深層心理学的な要素はあまりなく、どちらかというとスピリチュアルな部類に……。
今回は、夢占いとは少し違った「夢分析」について解説していきます！
夢占いと夢分析の違い
「夢占い」とは、夢の内容からこれからの未来や現在の心理を予測して助言をするという、少々スピリチュアル的なもの。
一方、「夢分析」は、深層心理学に基づき、現在の心理状態を分析する方法論のことをいいます。
つまり、より化学的な視点から夢を分析するのが夢分析であり、よりスピリチュアルな分析が夢占いということ。
夢占いは当たるもの？
よくテレビなどで、なんでも見えてしまうような占い師の方がいると思いますが、何も根拠がない点が少々うさんくさいというか……。
たとえば、あなたは明日風邪を引くと言われて、それが当たらなくとも、前もって助言をしていればクライアントは信じてしまいます。
つまり、たまに当たりはしますが、科学的な根拠もないので完全に信じ切るのはちょっと怖いものです。
夢分析の歴史
一方、夢分析はおよそ100年ほど前から研究が進められており、心理学者の中でも大先生に値するフロイトによれば、「夢は無意識による自己表現」と表現しています。
つまり、夢は私たちがあまり意識しない思考が現れているということ。
ただ、悪夢や吉夢に関しては夢分析ではなく、夢占いで扱う類なのでお間違いなく！
恋愛系の夢を見る原因とは
では、みなさんはなぜ恋愛系の夢を見てしまうのでしょう。それは、夢の内容によって心理は異なりますが、どの夢にも共通した原因のいうのがあります。
それは、・性欲が高まっている・いまに不満を感じている・過度なストレス
が原因として考えられます。
性欲が高まる、いわば欲求不満状態であったり、ほかの環境によるストレスなどが蓄積されて現在に不満を抱いていたりする場合は、恋愛系の夢、とくに過去の恋愛に関する夢を見がち。
もちろん、好きな男性と付き合う夢は自分の願望が表れているので、夢から自分の心理を理解する際は「願望」か、はたまた「環境によるもの」かをしっかりと把握しておきましょう。
おわりに
夢というのは面白いもので、自分が意識していない無意識の思考が実は現れていたんです。
その思考や心理を読み解く方法は、スピリチュアルの要素が高い夢占いではなく、心理学に基づく夢分析が有効的！
夢占いも楽しいですけど、ハマりすぎには要注意です。
（ハウコレ編集部）
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