国の発展のレベルを測る物差しにはどんなものがあるだろうか。経済面では国内総生産(GDP)がすぐに思いつくものだが、もっと目に見える形の物差し中国人は好むようだ。中国メディアの捜狐は22日、「日本と中国の差はどれほどか」と問いかけ、日中双方に存在する「最も高いビルを見ればすぐ分かる」と主張する記事を掲載した。

 記事はまず日本について、「先進国であると同時に、戦後に経済力で世界の上位に駆け上った国」だと強調し、その実力は非常に強いと紹介。しかし、日本で最も高いビルは「あべのハルカス」で、高さは300メートルに過ぎないと指摘した。

 一方、近年急速な経済発展を遂げた中国で最も高いビルは「上海中心(上海タワー)」だと紹介。地上127階建て、高さは632メートルで、「日本で最も高いビルの2倍以上の高さだ」と誇らしげに伝えた。米国のワールドトレードセンターよりも高く、「中国で最も高いビルがどれほど恐ろしいかがよく分かるだろう」としている。

 それで記事は、高層ビルの高さで中国は大部分の先進国を超えており、中国の発展のレベルがよく分かると主張。ビルは高いほどリスクも大きくなるため、世界第2位の高さである上海中心は「世界の大半の国を感服させるだろう」と論じた。

 確かに、初めて超高層ビルを見る時、人は多少なりとも驚くものだ。ビルの高さでその国の発展を測るというのは、いかにも中国人が好みそうな物差しだが、本当の発展というのはそうした目に見える分かりやすいものだけでは測れないのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

日本と中国の差・・・それは「最も高いビルを見ればすぐ分かる」=中国